今日の音楽 12月2日 トゥーランガリラ交響曲
メシアンのトゥーランガリラ交響曲は1949年12月2日にバーンスタイン指揮のボストン交響楽団の演奏で初演されました。
メシアンの作曲した最大規模の管弦楽作品で、現代音楽の傑作のひとつとされています。
クーセヴィツキーの委嘱によるもので発明されて間もない電子楽器オンドマルトノを使用しています。
現代音楽には難解なものが多くて、個人的にもちょっと苦手なのですが、この曲はオンド・マルトノの音を巧みに使用してわくわくするような音楽になっています。「トゥーランガリラ」はサンスクリット語の「トゥーラン ガ」(時、天候、楽章、リズムなどの意味を持つ)と「リラ」(遊び、作用、演奏、愛、恋などの意味を持つ)の造語で、「愛の歌、喜びの聖歌、時間、運動、生命、死」といった意味合いを持ちます。
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