今日の音楽 12月20日 2台のピアノのためのソナタ(モーツァルト)
2010年日本での映画興行成績第11位は「のだめカンタービレ最終楽章-前編」、第13位はその後編でした。
テレビの連ドラ、スペシャルに続いて、最後は映画化された「のだめカンタービレ」。最終楽章では、ヨーロッパを舞台に、指揮者コンクールで優勝した千秋が常任指揮者として迎えられたパリのポンコツオーケストラでの奮闘と、のだめの初デビュー、そして燃え尽きを中心に描かれています。
勿論劇中では様々なクラシック音楽が使われています。テレビと共通のオープニングのベートーヴェン交響曲第7番とエンディングのガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーは別格ですが、ポンコツオーケストラのマルレ管弦楽団の演奏会での「1812年」や、エルガーの「ニムロッド」、のだめの初舞台のショパンのピアノ協奏曲第1番など名曲が目白押しです。
そんな中で1曲選ぶとすると、モーツァルトの2台のピアノのためのソナタです。これは初めて千秋とのだめが演奏した曲でもあり、抜け殻となって幼稚園の手伝いをしていた のだめを無理やり連れ出し、もう一度音楽の楽しさを蘇らせるために演奏した曲。
連弾では弾けない、2台のピアノのための曲ということがよくわかる曲です。
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