今日の音楽 11月20日 小組曲
先のパイオニア交響楽団と合唱団のコンサートから1ヵ月後11月に、富士高校の管弦楽部OBの演奏会が催されました。
前プロがシベリウスのフィンランディア、中プロはドビュッシー作曲ビュッセル編曲の小組曲でした。
小組曲は原曲はピアノ連弾のための曲。これをドビュッシーの友人だったアンリ・ビュッセルが管弦楽に編曲したものを今回演奏しました。
小組曲は「小」というタイトルにはなっていますが、演奏時間は12~14分の立派な組曲です。
第1曲 小舟にて ハープの分散和音に乗ってフルートが演奏する優雅な曲です。中間部では躍動的なフレーズが登場しますが、水の上を漂う舟の情景が想像されるような曲です。
第2曲 行列 躍動的な主部と、装飾や強弱のコントラストを特徴とする中間部でできています。全曲中一番盛り上がる曲です。
第3曲 メヌエット 古典的な雰囲気の曲。この曲のみイングリッシュ・ホルンが使われます。木管楽器が主に活躍する曲です。
第4曲 バレエ 全体が生き生きとした曲。最後はテンポを速めて終わります。
まあ、コントラバスは面白くもおかしくもない曲なのですが、曲が楽しいので演奏は苦になりませんでした。元々コントラバスは華々しく活躍する楽器では無いのですが、曲が楽しかったり、コントラバスの役目に変化があれば、楽しめるという見本みたいな曲だ、と個人的には思う曲です。
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