今日の音楽 11月23日 ステンカ・ラージン(グラズノフ)
グラズノフの交響詩「ステンカ・ラージン」op.13は1885年11月23日にサンクトペテルブルクでデュッチの指揮によって初演されました。
グラズノフ20歳のときの作品。17世紀のコサックの反乱の指導者 スチェパン・ラージン(ステンカ・ラージン)を題材とした交響詩です。ステンカ・ラージンを賞賛した内容ではなく、反乱軍の略奪、略奪したペルシアの姫をヴォルガ川に投げ落とし鎮圧軍に突撃するという腐敗と敗戦が描かれています。
「ステンカ・ラージン」というロシア民謡はありますが、この曲で印象的に使われているのは「ヴォルガの舟歌」です。
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