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2020年11月22日 (日)

今日の音楽 11月22日 交響曲第6番「悲愴」

2008年の富士高校管弦楽部OBによるオーケストラのメイン曲は、チャイコフスキーの交響曲第6番ロ短調「悲愴」でした。

チャイコフスキーの死の直前、9日前に初演された19世紀後半を代表する交響曲のひとつ、悲愴交響曲には数々の工夫がこらされています。
通常の4楽章構成の交響曲は、ソナタ形式の速いテンポの第1楽章、緩徐楽章の第2楽章、舞曲(多くの場合メヌエット)かスケルツォの第3楽章(一部第2楽章と第3楽章が入れ替わることがある)、ロンド形式などの速いテンポの第4楽章から構成されます。
この悲愴交響曲では、第2楽章に5拍子の舞踏音楽、第3楽章には行進曲風、終楽章に緩徐楽章を持ってきています。
曲の詳しい解説は、他の方が書かれた多くの解説があるので割愛。コントラバス目線で紹介します。

第1楽章は、コントラバスが2手に分かれてロ短調4度(シとミ)という不安な音程の中から暗く呻くようにファゴットが序奏旋律を奏でます。この静寂の中でロ短調4度を決めないと、冒頭からぶち壊しになるのでとっても緊張します。もし狂っていてもファゴットが出てくる第1小説の4拍目までには音程を安定させないといけません。この序奏旋律が第1主題へと派生していきます。
第2主題は打ってかわって有名な甘美なメロディですが、この間は同じ音を伸ばすだけなので、はっきり言って第1楽章は冒頭がうまくいけばそれでOKという感じです。
第2楽章は5拍子のワルツ。この楽章は弓で弾くarcoと指で弾くpizzの速い切り替えされ気をつければOK
第3楽章は行進曲。曲の最後を飾るような華々しい音楽です。
第4楽章は、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが1音ずつ主題メロディを演奏するという珍しい試みが見られます。最後はむせび泣くようなメロディで、コントラバスがまたまた2手に、今度はarcoとpizzに分かれて消えるように終わります。

何回弾いてもワクワクする音楽ですが、最初と最後に緊張する場面があるというコントラバスにとっては厳しい音楽でもあります。

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