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2020年11月 4日 (水)

今日の音楽 11月4日 バレエ「スパルタカス」より

2008年のパイオニア交響楽団第18回定期演奏会の2曲目はハチャトゥリャンのバレエ「スパルタカス」組曲でした。

スパルタクスは古代ローマ時代の、奴隷による反乱の指導者。これを題材としたバレエ音楽で、「ガイーヌ」と並ぶハチャトゥリャンの代表作です。

後にハチャトゥリャン自身が3つの組曲に編曲していますが、この演奏会では3つの組曲の中から4曲を抜粋したもので、しばしばこの組み合わせで演奏されます。
最初の曲は、第1組曲第3曲の エギナのヴァリアシオンとバッカナール。2曲目は第1組曲第4曲の情景とクロタルを持った踊り。
第3曲目は第2組曲第1曲のスパルタクスとフリーギアのアダージョ。第4曲目は第1組曲第5曲のカディスの娘の踊りとスパルタクスの勝利です。

個人的には、ハチャトゥリャンの曲は最も演奏したくない曲。というのも、ハチャトゥリャンはコントラバスは打楽器とオルガンのペダルのような役割に終始させるため、疲れる上に面白くない。後に仮面舞踏会も演奏しますが、やっぱり好きでは無い事を再認識しました。

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