今日の音楽 10月2日 戴冠式頌歌
エルガーの戴冠式頌歌op.44は1902年10月2日にシェフィールド・フェスティヴァルで初演されました。
戴冠式頌歌はソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バスと合唱及び管弦楽のための曲でエドワード7世と王妃アレクサンドラの戴冠式のために作曲されました。
しかしながら、国王が病気で戴冠式は延期されて、初演は別の機会になっています。6曲の組曲からなっており、エドワード7世以降エリザベス2世まで(戴冠式前に退位したエドワード8世は除く)戴冠式の時には全曲または抜粋で演奏される由緒ある曲になっています。
終曲の「希望と栄光の国"Land of Hope and Glory"」はエドワード7世の示唆により行進曲「威風堂々」第1番の中間部に歌詞をつけたものでイングランドの第2の国歌として愛されています。
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