今日の音楽 10月22日 交響曲第104番「ロンドン」
2007年6月のパイオニア交響楽団第17回定期演奏会の2曲目は、ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」でした。
ハイドン最後の交響曲で、12曲あるロンドン交響曲の締めくくりとなる曲。ロンドンの標題は後につけられた物で、曲自体とは全く無関係。
第1楽章はニ短調の壮大な序奏から始まり、非常のノリのよい第1主題と存在感の薄い第2主題による弾むような楽しい曲です。
第2楽章は変奏曲の形式の緩徐楽章。だいたいハイドンの交響曲って緩徐楽章が退屈なものが多いんですが、この曲は変奏曲なので変化あって面白いです。それに結構難しいです。
第3楽章はメヌエット。可もなし不可もなし。
終楽章は元気よく高速のソナタ形式。けっこうワクワクする曲です。
何だかんだ言っても、楽しい曲です。ちなみにこの曲は2回目の演奏。ハイドンの交響曲はアマチュアがあまり取り上げませんが、私も100番「軍隊」とこの曲しか演奏した事がありません。
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