今日の音楽 10月14日 千の風になって
2007年のネタに入ります。
この年は、各地で食品偽装が発覚した年でした。消費期限切れの牛乳を使用して作っていたシュークリームを販売していた不二家、赤福の製造年月日の改ざん、ミートホープのひき肉偽装、「白い恋人」の賞味期限改ざんなどが表面化した年でした。とどめは高級料亭船場吉兆の牛肉産地偽装。記者会見での社長の母親の「ささやき」が印象に残っています。
2007年の邦楽年間ヒットランキング第1位は秋川雅史の「千の風になって」でした。
2001年に新井満がアメリカ発祥の「Do not stand at my grave and weep」を日本語に訳し、曲をつけて私家盤として知人にのみ配布していましたが朝日新聞の「天声人語」で訳詞が取り上げられ話題になり2003年にCDと詩集が発売され、翌年には映画も公開されました。
2006年にクラシック歌手の秋川雅史が発売され紅白にも出場し一気にブレイクしました。
その後多くの歌手にカバーされています。
歌詞の内容を見ると、お墓に骨を納めるという仏教の世界を否定し、散骨するように捕らえて仏教界から批判されたという話もあるようですが、骨の話ではなくて魂のお話なので、その批判はちょっと当たらないかなとも思います。
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