今日の音楽 10月5日 海の絵
エルガーの「海の絵」op.37は1899年10月5日にクララ・バッドのコントラルト独唱でエルガー自身の指揮で初演されました。
1899年6月に「エニグマ変奏曲」の初演で成功を収めたエルガーが妻と共に郷土の別荘で過ごした時に書き上げられたエルガー唯一の管弦楽伴奏つきの連作歌曲です。
5曲からなっています。
第1曲「海の眠りの歌」(ローデン・ノエル詞) とっても抒情的な曲です。
第2曲「港にて」(キャロライン・アリス=エルガーの奥さんの詞) とても愛らしい曲です。
第3曲「安息日の朝の海」(エリザベス・ブラウニング詞) この歌曲集のクライマックスとなる曲。
第4曲「珊瑚礁のあるところ」(リチャード・ガーネット詞) 物悲しい雰囲気の優しい曲。
第5曲「泳ぐ人」(アダム・リンゼイ・ゴードン詞) スケールの大きな堂々とした曲。
オーケストレーションも素晴らしい曲で、イギリスではメゾ・ソプラノの重要なレパートリーとなっているそうです。
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