今日の音楽 9月24日 歌劇「カルメン」組曲
パイオニア交響楽団第14回定期演奏会の中プロは、ビゼーの歌劇「カルメン」組曲からの抜粋でした。
「カルメン」の音楽って、皆好きですよね。プロの演奏家も、カルメン好きは結構多いです。
組曲といっても実際にビゼーが編んだものではありません。今日頻繁に演奏されるのは、アルルの女の第2組曲をつくったビゼーの友人の作曲家だったギローが編曲したものです。
このほか「カルメン」をいじくった作品は数多く、表立ったものとしてはソ連のシチェドリンのバレエ組曲、サラサーテの「カルメン幻想曲」、ワックスマンのカルメン幻想曲、ホロヴィッツの変奏曲、ボルンのフルート曲カルメン幻想曲などがありますが、ショスタコーヴィチの交響曲第5番ではウラでカルメンのモチーフが使われています。
ギローの組曲はそ5曲からなる第1組曲と6曲の第2組曲があります。ビゼー自身の作品ではないため、演奏会では自由に抜粋されて演奏されることも少なくありません。全部演奏すると35分ぐらいかかってしまうので抜粋で演奏することが結構多いですね。
この演奏会でも抜粋で演奏しました。
曲自体は楽しいのですが、コントラバスはちっとも面白くありません。殆どの曲が初級者向けという感じで、楽しみといえば最後のジプシーの踊りで、いかにテンポを煽るかとか。。。さすがに本番ではやりませんでしたが、練習では結構やってました。
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