今日の音楽 9月13日 いとも気高き幻想組曲
ヒンデミットの「いとも気高き幻想」組曲は1938年9月13日にヴェニスのフェニーチェ劇場で初演されました。
アッシジのフランチェスコの生涯を題材としたバレエ音楽から改作した管弦楽用の組曲。導入部とロンド、行進曲とパストラール、パッサカリアの3曲からなります。
導入部とロンドは、厳かな雰囲気の中ではじまり弦楽合奏のユニゾンでロンドに入って行きます。
行進曲とパストラールは中世の兵士たちの行進曲と、聖フランチェスコが眠りの中で崇高な三夫人の幻想を見る牧歌からできています。
パッサカリアは太陽への讃歌で6小節の主題と19の変奏からできていてかなり華やかにクライマックスを迎えて終わります。
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