今日の音楽 9月2日 交響曲第3番(ブルックナー)
2003年11月のパイオニア交響楽団第12回定期演奏会のメイン曲は、ブルックナーの交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」でした。
ブルックナーの曲は第4番に次いで2曲目。まあ、個人的にはブルックナーの前期の曲はあまり演奏したい曲でも無いですし、聴くのもあまり好きでは無かったのですが、選曲されたからには、一所懸命練習するしかないという事で頑張って練習した曲です。
ワーグナーに献呈されたため「ワーグナー」という表題で呼ばれていますが、特にワーグナー的であるとか音楽にワーグナー色はございません。
ブルックナーですから、やたらに改稿も多い曲で第3稿まで存在しているようです。自分で演奏したのがどの稿だったのか全く覚えがありません。
第1楽章は何だか不安気な前奏から入って旋律と言っていいのかわからないような第1主題に入って行きます。長い曲ですわ。
特にブルックナーの曲はスケルツォの楽章が聞くのも苦手、尖がりすぎてるんですよね。癇に障る響きなんです。この曲の第3楽章も同様。
終楽章も、何だかよくわからない盛り上がりの曲。ブルックナーって始まってすぐに最大のクライマックスが来てしまうんですよね。それで長いので飽きちゃう。
と、ボロかすに書いちゃいましたが、7番、8番は名曲です。5番もまあまあ。初期の曲がちょっと苦手です。
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