今日の音楽 8月20日 愛の妙薬
2003年5月に文京シビックホールでパイオニア合唱団との合同演奏会が開催されました。
前半は、ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」第1幕の抜粋でした。
アマチュア・オーケストラでも、アマチュア・オペラの伴奏のために結成されたオーケストラは少なからず存在していますが、我々のようなシンフォニック・オーケストラがオペラの伴奏をすることは殆どありません。たまにあっても演奏会形式の抜粋ぐらいでしょうか。理由は、オペラの伴奏の場合オケ・ピットの中で演奏する黒子なので、1年に数回程度の演奏会の練習をそれに費やす事は団員のモチベーションを保つためにも難しい事がひとつ、演奏時間が長い事も理由のひとつでしょう。
そんなわけで、今まで唯一演奏会形式で演奏したのが、ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」の第1幕抜粋でした。
「愛の妙薬」はニセの「ほれ薬」にまつわる喜劇。愚直な主人公ネモリーノが歌う「人知れぬ涙」が有名なアリアですが、それは第2幕。
ネモリーノがアディーナへの想いを独白する「なんと彼女は美しい」にはじまる第1幕だけでしたが、とっても楽しかったです。
結構伴奏とか協奏曲とかは楽しいものです。
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