今日の音楽 8月25日 星は光りぬ
2003年5月のパイオニア合唱団とパイオニア交響楽団のジョイントコンサート後半の4曲目はプッチーニの歌劇「トスカ」から「星は光りぬ」でした。
「星は光りぬ」は、プッチーニの男声によるオペラアリアの中でも「トゥーランドット」の「誰も寝てはいけない」と並ぶ人気アリアです。アリア自体は時間にして2分程度、とっても短い曲です。
「トスカ」の舞台はローマ。歌手のトスカと恋人で画家のカヴァラドッシの仲を裂き自分の女にしようとする警視総監のスカルピアの暗躍が物語の骨子。政治犯アンジェロッティの逃亡を助けたカヴァラドッシを助命する代わりに自分の女になることをスカルピオに強要されたトスカ。スカルピオはにせの処刑をする約束をするが、トスカに刺されて絶命。空砲を使うと約束されていた処刑も本物でカヴァラドッシは殺され、それを嘆いたトスカも城の屋上から身を投げるという話。
「星は光りぬ」はカヴァラドッシが、自らが処刑され恋人と別れざるをえない身を嘆いて歌う曲です。
ちなみに、コントラバスは殆ど出番がありません。
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