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2020年7月17日 (金)

今日の音楽 7月17日 ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)

パイオニア交響楽団第9回定期演奏会の中プロはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18、メイン曲はドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」でした。

ドヴォルザークの新世界よりは、自分としては2回目なので、こちらをご覧ください。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、今では最も人気の高いピアノ協奏曲のひとつとなっている曲。1895年に作曲した交響曲第1番の初演の失敗によって自信喪失になってしまい作曲活動を殆ど止めてしまいましたが、精神科医の治療を受け、5年ほどのブランクを経て作曲したのが、この曲。ラフマニノフの治療にあたった精神科医のニコライ・ダーリに献呈されました。

この曲流麗な第1楽章が印象的ですが、実は結構難しい曲(勿論ピアノ独奏は超絶難しいですが)です。
ピアノの和音-超低音の繰り返しが次第に音量を増していき(ロシア正教会の鐘を模したものらしいです)、そこから弦楽器による流れるような主題が沸いてきます。第2主題は抒情たっぷりのメロディでまずピアノで提示されます。展開部は打って変わって劇的。第1第2両方の主題を使って調性を変えながらクライマックスを迎えます。

第2楽章は弦楽合奏で神秘的に始まり、ピアノの分散和音にのってフルートで甘美な主題が演奏されます。その後4拍子と3拍子が混ざりながらこの主題がクラリネット、ピアノ、弦楽器に受け継がれ、やがてテンポが上がって短調のピアノによる第2主題へとつながって行きます。緩徐楽章ですが、拍子の感覚がわかりにくくて演奏しにくい楽章です。ラフマニノフ大好きのロック・ニュージシャン エリック・カルメンがヒットさせた「オール・バイ・マイセルフ」はこの楽章の主題を使ったものです。

第3楽章は、ちょっとスケルツォになるのかな、と思わせる軽いアンサンブルの序奏のあと第1楽章のテーマを雰囲気に持つ第1主題が力強く展開されます。この楽章が結構難しい。第2主題は抒情的なメロディで、この2つの主題が混ざりながら進み、カデンツァの後この2つの主題が全奏で盛り上がり、最後はラフマニノフ終止で終わります。

ピアノ協奏曲を演奏した経験はそれほど多くはありませんが、モーツァルトの20番、21番と並んで演奏が楽しいピアノ協奏曲でした。これから14年後にエキストラ出演した演奏会で、もう1回演奏しましたが、やっぱり楽しかった。

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