今日の音楽 7月7日 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
1999年のパイオニア交響楽団の第8回定期演奏会の最後のプログラムは、チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」でした。
チャイコフスキーがロシア5人組の代表格のバラキレフの勧めで作曲した曲。初演の後もバラキレフの助言を得ながら第2稿と第3稿という改訂をしています。現在通常演奏されるのは第3稿になります。
ロメオとジュリエットのストーリーを象徴した内容で、修道僧ロレンスを表す荘重なコラールから始まり、モンタギュー家とキャピュレット家の抗争を表す第1主題、ロメオとジュリエットの愛を表す第2主題が主要モチーフとなっています。
最後は愛のテーマからロメオとジュリエットの死を表現して終わります。
内容が劇的なだけに、アマチュア向きの音楽で、難易度も適度だし、演奏する側もそこそこ面白い曲です。私個人の生涯演奏回数は2回です。
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