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2020年6月 8日 (月)

今日の音楽 6月8日 交響曲第9番「合唱つき」

1997年秋の第5回定期演奏会は、ベートーヴェンの第九でした。

ブランクが長かったためにオーケストラに入る事に躊躇していたのですが、第九が弾きたくて入団したのですから、リハビリにも力が入りました。コントラバス奏者にとっては、この曲の魅力はなんと言っても、第4楽章のレシタティーヴですが、第九の魅力はそれだけではありません。

試行錯誤をしながら歓喜の歌を導いていくという全曲を通じてのストーリー性を持ちながらも交響曲として完成させた画期的な作品です。
元々がイタリアオペラやカンタータなどの序曲にあたるシンフォニアが発展し、独立した器楽曲となり、ハイドン、モーツァルトが発展させた交響曲という音楽ジャンルをさらに発展させたのがベートーヴェンです。ベートーヴェンは、それまで中間楽章に舞曲が入っていたものを第3番で「スケルツォ」を入れる事で新しい交響曲の世界を一歩を踏み出しました。さらに第5番「運命」では全楽章をひとつの思想で作曲し、第6番「田園」では標題音楽としての交響曲を作曲するなど、さまざまな実験を試みています。

そして完成させたのが第九。第1楽章では5度下降の序奏からはじまり、4度下降から始まる第1主題。第2楽章ではオクターヴ下降から始まるスケルツォ、第3楽章は4度下降から始まる第1主題、2度下降が繰りえされる第2主題を持つ緩徐楽章。これらの音楽をすべて「歓喜の歌ではない」と否定して、上昇下降を繰り返す「歓喜の歌」を導き出します。行進曲風に、と書かれている「歓喜の歌」に続くパートでは全く赴きが異なる音楽が演奏されますが、実は「歓喜の歌」そのものが行進曲風に演奏され、超ハード(演奏的に)な展開部へと続きます。

とにかく第4楽章だけでも名曲ですが、全楽章を通じて演奏すれば、10倍も20倍も楽しめる曲です。
その後第九は第4楽章だけの演奏は経験しましたが、全曲通じての演奏は、現在までもこれ一回だけです。

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