今日の音楽 6月30日 交響曲第2番(ブラームス)
1999年7月のパイオニア交響楽団の第7回定期演奏会のメイン曲は、ブラームス作曲の交響曲第2番ニ長調op.73でした。
アマチュアオーケストラが大好きなブラームスなんですが、私は高校2年の時に1番の交響曲を演奏して依頼実に久しぶりのブラームスの交響曲でした。ブラームス自体、大学で「大学祝典序曲」を演奏して以来なので、ホントにブラームスから遠ざかっていたわけです。
この後、もちろんブラームスの交響曲全4曲は演奏するわけですが、作曲の順番通りでの演奏機会を得る事ができたのはラッキーだったかもしれません。ブラームスの田園交響曲とも言われる2番の交響曲はブラームスの交響曲の中で最もクセが無い曲。冒頭は低弦で弾かれるレ-ド♯-レに導かれて、いきなり第1主題が演奏される素直なスタート。第2楽章は短い序奏に続いて、チェロで演奏されるブラームス自身が最も美しいメロディと語った主題が演奏され、第2主題はちょっとひねくれた8分音符一個が前に飛び出した優雅なメロディ、第3楽章はメヌエットとスケルツォが融合したような楽章。終楽章はブラームスにしてはど派手なエンディングとなる曲。
で、ブラームスですから演奏は簡単ではありません。個人的には・・・ブラームスの交響曲の中では4番目に好きな曲ですけど。