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2020年2月24日 (月)

パイオニア交響楽団第33回定期演奏会のご案内・4

2020年3月8日(日) ティアラこうとう大ホール(都営新宿線/東京メトロ半蔵門線 住吉駅 徒歩4分) 午後2時開演
指揮 黒岩英臣
曲目 ワーグナー 歌劇「リエンツィ」序曲
   モーツァルト 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」 K.551
   シューマン  交響曲第3番変ホ長調op.97「ライン」

今日は、シューマンの交響曲第3番「ライン」のご紹介PART1です。

この曲は、番号では4曲の交響曲中第3番という番号がついていますが、実際に作曲されたのは4番目になります。1850年にデュッセルドルフのオーケストラと合唱団の音楽監督に招かれ、当地でライン川沿岸を好んで散歩し上流のケルンでも大聖堂に感銘を受けて作曲したものです。「ライン」の副題はシューマンが名づけたものではありませんが、ライン川と関係が深い音楽になっています。それぞれの楽章がライン川周辺にまつわる音楽になっています。

よく言われるようにシューマンのオーケストレーションは決して巧いとは言えません。特に感じるのは、とにかく音が多い事、楽器の重ねすぎ、楽器の特性を十分に理解していない事です。楽器の重ねすぎはクリアな音を妨げ、くすんだ音に聴こえます。そのため多くの指揮者が、オーケストレーションの変更や間引きを行って演奏する事が多かったようです。有名なところではマーラーの編曲版が挙げられますが、最近では、このくすんだような音色がシューマンの音色であるとしてオリジナルで演奏する事が多いようです。

そんなわけで、この曲技術的にも簡単ではありませんが、何と言っても体力。特にフレンチ弓のコントラバスの場合練習の最後の方では右手の握力が限界を迎えるわけで、第5楽章の最後のテンポが上がるところあたりでは、弓を持っているのがやっと。まともに元気よく弾けた事が一度も無いという有様です。練習時は本番と違って止まって何回も繰り返すので余計に体力を消耗しますので本番は大丈夫だとは思いますが、前回のショスタコの5番の時の第1楽章後半で腕が攣ったという経験があるので若干心配ではあります。

「ライン」は5楽章という通常の交響曲とは異なる構成になっています。

第1楽章は、いきなり勢いのある第1主題から始まります。この楽章は3拍子なのですが、実は音楽としては2小節で3拍子になっているように聴こえますが、そのように演奏しては絶対にイケナイわけで、ここがとってもわけわからなくなる要因です。第2主題は哀愁を帯びた旋律になります。展開部はシューマンらしくあまり工夫はありませんが、ホルンの雄叫びがあった後コーダに入ります。
この楽章で3小節以上の休みがあるのが、たった4箇所。それも最も長いのが5小節の休みなので、殆ど弾きっぱなし。これだけ弾きっぱなしの楽章は経験した記憶がありません。

第2楽章は、スケルツォ楽章。川の流れの中に漂うような感じのする曲です。中間部はホルンなどで演奏されるイ短調の曲です。休みの小節があるのは1ヶ所。それも最後から5小節前からの3小節間だけ。しかも途中に28小節にわたってドの音の刻みがあって、ここでは弦をおさえる左手の指も限界に達します。

第3楽章は、緩徐楽章です。が、通常の緩徐楽章と違って動きのある音楽です。この曲も連続5小節の休暇が冒頭からある以外は年中無休。しかも今度は6.5小節間ラソラソラソラソラソラソラソラソ(ラは♭ラ)という試練も与えられています。

to be continued

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