今日の音楽 1月6日 寄港地
イベールの交響組曲「寄港地」は1924年1月6日にパレー指揮コンセール・ラムルー管弦楽団の演奏で初演されました。
イベールがローマ大賞を受賞してローマ留学中に提出され、出世作となった作品。
第一次大戦中に海軍士官になって地中海を公開して寄港した各地の様子とスペイン旅行から得た印象を盛り込んだ曲です。
第1曲 ローマ - パレルモ ローマを出港してシチリア島のパレルモへ向かう公開の描写。静かな海の情景と南国の喧騒から構成されています。
第2曲 チュニス - ネフタ チュニジアの港町チュニスから奥地のネフタへ向かう旅で、アラビア風のエキゾチックな音楽となっています。
第3曲 バレンシア スペインの情景をセギディーリャなどスペイン情緒を表す音楽です。
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