今日の音楽 12月10日 交響曲第4番「法悦の詩」
スクリャービンの交響曲第4番「法悦の詩」op.54は1908年12月10日にニューヨークで初演されました。
神秘主義に傾倒したスクリャービン後期の代表作。オルガン、ハープ、チェレスタなどを含めた四管編成の大オーケストラによる単一楽章の交響曲。「法悦」は言語では「エクスタシー」で、性的な絶頂や宗教的な悦びなどを表しているといわれています。
音楽はメロディはあまりエクスタシーを感じさせる美的なものはありませんが、神秘和音といわれる四度音程を6つ積み重ねた和音で不思議な魅力を持つ響きです。
« 今日の音楽 12月9日 となりのトトロ | トップページ | 今日の音楽 12月11日 AMBITIOUS »
コメント