今日の音楽 9月1日 グレムリン
1985年の日本での映画興行収入第1位は、「ゴースト・バスターズ」、第2位は「グレムリン」でした。
「グレムリン」とは機械に悪戯をする妖精というのが本来の意味。この映画では、ルールや自然との調和を重視しない人間への批判という意味を込めているという事です。スピルバーグなどが製作総指揮をとり、ジョー・ダンテが監督しています。
チャイナタウンの骨董店を訪れた発明家ランダルが息子ビリーのクリスマス・プレゼントを物色中籠の中で歌っている生き物を気に入るが店主は売り物ではないと断る。しかし店主の孫が売ってしまう。ランダルは骨董店の息子と交わした3つの約束「①光に当ててはいけない②濡らしてはいけない③真夜中過ぎに食べ物を与えてはいけない」をビリーに約束させ「ギズモ」と名づけて飼い始めるが、偶然が重なって1つづつ約束が破られ、ギズモから悪戯好きで残虐なグレムリンが分裂し町中をパニックに陥れる。
ビリーと恋人のケイトは、グレムリンを退治するために奮闘し、ようやく平穏が訪れる。ビリーの元に骨董屋の店主が訪れギズモを引き取って行くが最後に「約束とはどういうものか分かったでしょう。いつか君たちにもモグワイを飼う資格を得る時が来る」と語る。
というお話。ビリーの恋人を演じたのがフィービー・ケイツ。最も可愛い時期でした。グレムリンたちが映画館で「白雪姫」を見ながらコーラスをするシーンは圧巻。専門家の評価は高くありませんでしたが、日本では大ヒットし、私も面白かったと思います。映画は理屈ばかりじゃありませんから。
音楽は巨匠のジェリー・ゴールドスミス。
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