今日の音楽 8月2日 ワルツ「トランスアクツィオン」
ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「トランスアクツィオン」op.184は1865年8月2日にフォルクスガルテンで初演されました。
ヨーゼフの代表的なワルツのひとつで、元々は「民事訴訟(アクツィオン)」という曲名で法律学校の学生に献呈されたものです。導入部こそシリアスな雰囲気なのですが、ワルツに入ると、ヨーゼフらしい美しいワルツで、「民事訴訟」というタイトルに合わないため商取引、資本などを意味する経済用語の「トランス・アクツィオン」に改題されました。ヨーゼフはこのタイトルのウラに「愛する2人の相互の関係を描いた」と言っており、男性の右手と女性の左手が結ばれる愛の表現があると語っています。
今年(2019年)のウィーン・フィル ニューイヤー・コンサートでも演奏されていました。
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