今日の音楽 8月7日 ピアノ協奏曲第1番(プロコフィエフ)
プロコフィエフのピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10は1912年8月7日にプロコフィエフ自身のピアノ、サラジェフの指揮でモスクワで初演されました。
プロコフィエフがサンクトペテルブルク音楽院に在学中に構想された曲で、旋律らしい旋律を排除し、リズムや打鍵を中心とするピアノ書法といった従来の音楽を否定するような曲として書かれています。若者にありがちな、現実否定と自分らしさの表現を目指したものだと思いますが、普通の作曲家がこれをやると、何じゃコリャ的な曲になってしまうのですが、それは20世紀最大の天才作曲家のひとりプロコフィエフ。
連続して演奏される15分ほどの曲ですが、中身は3つの楽章に分かれています。
« 今日の音楽 8月6日 ジャンプ | トップページ | 今日の音楽 8月8日 星空のディスタンス »
コメント