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2019年8月26日 (月)

今日の音楽 8月26日 ゴースト・バスターズ

映画「ゴースト・バスターズ」は1984年12月に日本で公開されました。

コロンビア大学で超常現象などの研究を行っていた、3人の博士が経費の無駄遣いという事で大学を追い出され、幽霊退治を行う会社「ゴーストバスターズ」を開業し、あるホテルの幽霊退治をきっかけにビジネスが当たり、新メンバーのウィンストンを雇い、この4人で、破壊の神コーザからニューヨークを救うというストーリー。

3人の博士にはコメディアンのビル・マーレイ、ジョン・ベルーシと共にブルース・ブラザーズで活躍していたダン・エイクロイド、ゴースト・バスターズの脚本も書いている、映画監督・脚本家のハロルド・ライミスが出演。「門の神ズール」に取り憑かれた女性ディナをシガニー・ウィーバーが演じています。

音楽は、レイ・パーカー・ジュニアが担当しBillboardのHot100で3週連続1位の大ヒットとなりました。日本でもオリコンの洋楽シングル・チャートで6週連続1位の大ヒットとなっています。

2019年8月25日 (日)

今日の音楽 8月25日 NEVER

1984年の邦楽年間ランキング第37位はMIEの「Never」でした。

原曲は、映画「フット・ルース」の挿入歌として使用されたオーストラリアのロックバンド ムーヴィング・ピクチャーズの曲。テレビドラマ「不良少女とよばれて」の主題歌に採用され、MIEのソロ歌手としての最大のヒット曲となりました。

「不良少女とよばれて」は舞楽家の原笙子の自伝的小説のドラマ化。主人公の曽我笙子(伊藤麻衣子)は神社の神主の娘で優しい性格で成績も優秀という優等生でしたが、家庭内の金銭問題で苦労していた母親が「お前なんか生まれてこなければよかった・・・」という一言で非行に走り、300人の不良少女を引き連れた不良組織の会長にまでなり逮捕歴5回で最後に少年院に収容されます。
少年院で出会った不良仲間の長沢真琴(伊藤かずえ)との抗争、笙子を非行から立ち直らせようとしやがて愛するようになる舞楽家の久樹哲也(国広富之)、笙子に横恋慕して哲也と抗争する西村朝男(松村雄基)などが絡み合いながら、哲也を失うも最後には非行から立ち直るというストーリーで、「スクールウォーズ」などの実話を元にした大映ドラマの先駆けとなった作品でした。

音楽とは関係無かったですけど、ずっと見てたんで(笑)

NEVERは、サビのところで NEVER NEVER NEVER EVER NEVER NEVER NEVER EVERが繰り替えされるのですが、MIEの発音がちょっとJapanese Englishだったので 粘粘粘粘・・・と凄く粘っこく聞こえてましたっけ。

2019年8月24日 (土)

第32回パイオニア交響楽団定期演奏会・4

メイン曲のショスタコーヴィチの交響曲第5番について、もう少し言及しておきましょう。
この曲の演奏については大別すると2種類の演奏があるそうです。(そんな大雑把な分け方が正しいとは思いませんけど)
特に終楽章のコーダの前のテンポに顕著に現れます。運命からの解放だとか歴史的背景を深堀りした演奏では概ねゆったりとしたテンポで演奏されます。代表例はムラヴィンスキーなど。そして勝利の音楽を奏でて終楽章らしく終わらせる演奏では速いテンポで演奏されます。代表例はバーンスタイン。

また、ショスタコーヴィチのかつての恋人が結婚して「カルメン」と性が変わった事にひっかけて、ビゼーのカルメンをかなりしつこく引用しているとも言われています。

まず、第1楽章は、非常にインパクトの強いカノン(低弦から始まり高弦が追いかける)からスタートします。コントラバスにとっては第一の難関がここ(最初からかい)。タタ~~~、タタ~~~の~~~の部分は殆どの指揮者がクレッシェンドを要求しますが、これテンポが遅いので弓が足りない。でも、弓が足りないからと言って弓を折り返すオーケストラは見たことがありません。ひたすら粘りに粘って音を出さなければならないのです。

その後静かにゆったりとしたテンポで第1主題が出てきますが、この間は長~いお休み。そして、タンタタ タンタタというリズムを延々と刻まされるのですが、これ第1楽章の3回登場します。それぞれ場面が違っていて調も異なって(3回目などは長調になります)、こういうリズムパートで表情や音色を変えろ!と言われるのが最も難しい事のひとつです。で、このリズムに乗って登場するのが、カルメンの「ハバネラ」を思わせる(一部は全く同じ)ゆったりとした音楽。再現部ではこれが長調になって、ノホホンとした雰囲気で出てきますが、最後はチェレスタが半音階を演奏する中で、静かに第1楽章は終わります。

第2楽章は、スケルツォで、これもチェロとコントラバスが全部ダウンボウ(下げ弓)で弾く演奏する方は忙しいけど、かっちりと聞こえるように弾かなければならないという疲れる場面です。これ、きっちり弾かないと演奏が忙しい(すべての音を弾くために弓を一回一回戻すので)から速くなってしまいます(我々の世界では 走る といいます)。ここで走るようなオーケストラはこの後期待できません(笑)

このスケルツォのメロディは様々に楽器や形を変えて、時には弦楽器のピチカートだけで何回も登場してきます。
中間部は妙に色っぽい音楽がヴァイオリンソロでスタートします。スケルツォと言っても完全にスケルツォの主題に戻っていくわけでもなく、絡み合いながら中間部のメロディもからんで終わっていきます。

 

2019年8月31日(土) PM2:00開演
場所 めぐろパーシモン大ホール(東急東横線 都立大学駅下車7分)
指揮 黒岩英臣
全席自由 1,500円

先着10組様に入場チケットのプレゼントを行っています。詳しくは こちらへ。

今日の音楽 8月24日 プロメテウス

リストの「プロメテウス」は1850年8月24日に序曲としてワイマールで初演されました。

18世紀ドイツの詩人で哲学者のヘルダーの像の除幕式で、「絆を解かれたプロメテウス」が上演され、その序曲として作曲され、後に交響詩として改作されて1855年に発表されています。

プロメテウスは火を盗んで人間に与え、ゼウスの怒りを買って岩山に縛り付けられ、ヘラクレスによって救い出されたギリシア神話の神。この曲はその苦しみと、解放された喜びを表現した曲です。リストの交響詩はどれもドラマチックですが、この曲も非常に劇的な曲になっています。

余談ですが、小学校高学年の時に(何年生だったか忘れた)、文化祭のような行事で学年選抜の劇として「プロメテウスの火」をやった想い出があります。私は悪役の「ゼウス」をやりました。

 

2019年8月23日 (金)

今日の音楽 8月23日 ロンゲスト・タイム

ロンゲスト・タイム Longest Time ビリー・ジョエル 1984年Billboard年間ランキング第89位 最高位14位

またまた、ビリー・ジョエルです。ってこの年代は洋楽はビリー・ジョエル以外あまり知らないんです(笑)。
アカペラ作品で、多重録音によるコーラス曲です。内容は恋人に対する愛の歌。
職場の合唱をやっていた後輩に教えてもらった曲で、グリーの定番曲となる曲。日本でも山下達郎やゴスペラーズなどが取り上げています。

 

2019年8月22日 (木)

今日の音楽 8月22日 フット・ルース

映画「フット・ルース」は1884年7月に日本で公開されました。

ストーリーは、ある事件をきっかけにダンスやロックなどが禁止されている保守的な田舎町に転向してきた高校生レン・マコーマックが、町の異様な雰囲気の中で困惑し孤立しますが、この息苦しさかから抜け出すために高校の卒業パーティをするために周囲の心を開いていくというストーリー。

この映画のヒットは音楽に負うところが大きく、タイトル曲のケニー・ロギンスの「フット・ルース」をはじめ、ボニー・タイラーの「ヒーロー」、アン・ウィルソン&マイク・レノの「パラダイス~愛のテーマ」、ムーヴィング・ピクチャーズの「ネヴァー」などが使われています。

2019年8月21日 (水)

今日の音楽 8月21日 前略、道の上より

1984年の邦楽年間ランキング第34位は、一世風靡セピアの「前略、道の上より」でした。

1980年代の風俗のひとつとして竹の子族を初めとする路上パフォーマンス集団がありました。その中のひとつ劇男一世風靡から派生したのが一世風靡セピア。小木茂光、哀川翔、柳葉敏郎、春海四方、武野功雄という現在もドラマなどで活躍している方々がメンバーで、その1曲目のシングルが「前略、道の上より」でした。硬派っぽい格好とパフォーマンスが売りで1989年解散までヒット曲を生み出しています。

母体の劇男一世風靡からは、平賀雅臣、吉満涼太、中野英雄、勝俣州和などの俳優が生まれています。

2019年8月20日 (火)

今日の音楽 8月20日 大序曲「1812年」

チャイコフスキーの大序曲「1812年」op.49は1882年8月20日にアリターニの指揮でモスクワで初演されました。

1880年にチャイコフスキーが楽譜出版社から依頼された曲は、ニコライ・ルビンシュテインが音楽部長として就任した産業博覧会のための曲で、3つの題材の中から選ぶようにという依頼でした。①博覧会のための序曲②ツァーリ即位25周年のための曲③正教会の雰囲気を持つ救世主ハリストス大聖堂開基のためのカンタータ。

チャイコフスキーは意に沿わない作曲はしないとして突っぱねていましたが、友人であるニコライから直接依頼され自分でも凡庸で騒々しい音楽と意識しながら作曲したものが、この「1812年」でした。

結局博覧会は中止になりましたが、建設中の救世主ハリストス大聖堂で開催されたモスクワ芸術産業博覧会主催のコンサートで初演され、批評家の間ではチャイコフスキーが思っていた通り、凡作と片付けられてしまったそうです。その後各地で演奏され次第に評価が高まって今ではチャイコフスキーの管弦楽曲の代表作のひとつとなりました。

この曲は、ロシアがナポレオン率いるフランス軍を撃退するという具体的な歴史が音楽的に表現されており、様々な曲が引用されています。冒頭ヴィオラとチェロのソロによって演奏されるのは正教会の聖歌「神よ汝の民を救い」に基づくもの。次いでロシアの行軍、ボロジノ地方の民謡に基づく戦いの場面、ここではフランス国家「ラ・マルセイエーズ」がフランス軍を象徴する形で絡んできます。また、演奏会では実際に大砲の空砲が登場したりする事もある大砲の音も出てきます。

次いで冒頭のメロディがTuttiで演奏され、ロシア帝国国歌が鐘の音とともに轟き、ロシア軍の勝利で終わっています。このロシア帝国国歌はスラヴ行進曲でも使われていますが、ソヴェト時代にロシア帝国国歌の演奏が禁止されたため、グリンカの歌劇「イワン・スサーニン(皇帝に捧げし命)」の終曲に書き換えられた「シュパーリン版」も存在しています。

とにかく派手で演奏効果抜群ですが、大砲をどうするかなどお金もかかる曲です。私が演奏した時はシンセサイザーを使いました。

2019年8月19日 (月)

今日の音楽 8月19日 イノセント・マン

イノセント・マン Innocent Man ビリー・ジョエル 1984年Billboard年間ランキング72位 最高位10位

ビリー・ジョエルが発売した9枚目のスタジオ・アルバム「イノセント・マン」のタイトル曲。このアルバムはR&Bやドゥー・ワップの影響が強い曲で、「あの娘にアタック」「アップタウン・ガール」「ロンゲスト・タイム」などが含まれています。

シングル曲「イノセント・マン」はAメロディは囁くような繊細な歌い方で、Bメロディは強く歌い上げるノスタルジックな曲で、ビリー・ジョエルらしさ満開の音楽です。

2019年8月18日 (日)

第32回パイオニア交響楽団定期演奏会・3

今回のメイン曲は、ショスタコーヴィチの交響曲第5番。ハープ2本、ピアノ、チェレスタ、グロッケン、木琴などを使う大編成の曲です。

ショスタコーヴィチの音楽と言えば、ソヴェト共産党、特にスターリンとの政治的な問題が音楽に及ぼした影響というのが考察に欠かせないものです。1934年に初演された歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」が1936年に共産党中央機関紙「プラウダ」で「荒唐無稽」などと批判され(プラウダ批判)上演禁止となったため、翌年の1937年にこの交響曲第5番を作曲して名誉を回復したという作品です。その後も1948年以降のジダーノフ批判の攻撃の中心となり、それはスターリンが亡くなる1953年まで続きました。

という事で、ショスタコーヴィチは本来であれば前衛的な作品も作曲したかったのですが、その抑圧された環境の中で、一見社会主義リアリズム的な音楽のウラで、いろいろな仕掛けをしている作品もあります。交響曲第5番も、そういうわけで表の顔と裏の顔が囁かれる曲です。

過去の演奏でも、今回の練習の時でも、必ずそういった歴史的背景に触れて音楽表現をするように指導されますが、今回の黒岩先生は、この演奏会でショスタコの5番に決まった時、歴史的背景はよくわからないが、純粋な音楽として表現すると言われていました。練習が始まると正しく、一切背景の話はせず、純粋に音楽的に表現するという方向での指導に徹していらっしゃいます。これは自分にとっては非常に新鮮であり、過去演奏したスタイルとは全く違うスタイルで興味深く練習しています。今回の演奏会を手伝ってくださるエキストラさんの一人も、初めて練習に来たときにとても楽しかったと感想を述べていました。

なので、今回の演奏は今まで何回かこの曲を聴いた方々にとっても、良いか悪いかは別にしてちょっと違う雰囲気の演奏を聴いていただけるのではないかと思います。

2019年8月31日(土) PM2:00開演
場所 めぐろパーシモン大ホール(東急東横線 都立大学駅下車7分)
指揮 黒岩英臣
全席自由 1,500円

先着10組様に入場チケットのプレゼントを行っています。詳しくは こちらへ。

今日の音楽 8月18日 桃色吐息

1984年の邦楽年間ランキング第23位は高橋真梨子の「桃色吐息」でした。

ポップス系の日本の女性歌手で、ホントに歌が巧いと思う歌手を3人あげろ、と言われれば高橋真梨子としばたはつみは迷いなく名前が出てきます。歌の技巧は勿論の事、歌詞や曲に対する表現力など総合的に考えると、この2名は欠かせません。勿論現在は高橋真梨子も昔の声量は無くなってきていますし、しばがはつみは物故してしまいましたので、現在の・・・という事ではちょっと違いますけど、私の世代では、という事です。

高橋真梨子は博多のナイトクラブで歌っていたところ、ペドロ梅村に見出され、1972年「別れの朝」が大ヒットした直後にペドロ&カプリシャスを脱退したボーカルの前野曜子の後釜で参加し(当時は高橋まりという芸名)「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」をヒットさせました。1978年にヘンリー広瀬と共にペドロ&カブリシャスを脱退し高橋真梨子としてソロ活動を開始し、「あなたの空を翔びたい」でデビューし1982年には「for you・・・」が第11回東京音楽祭で金賞を受賞し、その後は数々のヒット曲を産んでいます。

シングルのヒット曲は少ないものの、アルバムはコンスタントに売れ、コンサートもチケットが取りにくい歌手となっているのは、1曲だけの価値では満足できない実力派歌手の証かもしれません。

「桃色吐息」は10枚目のシングルで30歳台半ばという油の乗り切った時期のヒット曲です。カメリアダイアモンドのCMソングとして作られオリコン最高位4位という彼女の曲の最高位まで上りました。(販売枚数トップは ごめんね・・・)です。

ちなみにシングル曲の中で私の好きな曲は
①遥かな人へ(リレハンメルオリンピックのテーマソング)
②for you・・・
③ごめんね・・・ 火曜サスペンス劇場テーマソング
④あなたの空を翔びたい 尾崎亜美作詞作曲のデビュー曲
⑤ハート&ハード~時には強く時には優しく~ いすゞジェミニCMソング

です。

2019年8月17日 (土)

今日の音楽 8月17日 交響曲第3番「典礼風」(オネゲル)

オネゲルの交響曲第3番「典礼風」H.186は1946年8月17日にミュンシュの指揮でチューリヒで初演されました。

第二次大戦が終結した曲でレクイエムなどから取られたタイトルが各楽章に付けられている3楽章からなる交響曲です。「鳥の主題」と名付けられたテーマが全楽章に出て来て統一感を持たせています。

第1楽章「怒りの日」、第2楽章「深き淵より」、第3楽章「我らに平和を」というタイトルになっていますが、直接宗教曲からの引用などはありません。「鳥の主題」は平和の象徴である鳩を表現しています。

 

2019年8月16日 (金)

今日の音楽 8月16日 アップタウン・ガール

アップタウン・ガール Uptown Girl  ビリー・ジョエル 1984年Billboard年間ランキング39位 最高位3位

ビリー・ジョエルが音楽活動で強く意識していたフォー・シーズンズのスタイルを踏襲した曲。ファルセットやコーラスではフォー・シーズンズの手法が再現されています。

日本ではキリンビールやスズキ自動車などのCMソングとして使われお馴染みになっている曲。

2019年8月15日 (木)

パイオニア交響楽団第32回定期演奏会のご案内・2

2曲目はハチャトゥリャンの組曲「仮面舞踏会」。真央ちゃんが2008年から2010年にかけてフリー及びショート・プログラムで使用した事で「ワルツ」が誰でも知っている曲になりましたが、この曲フィギュア・スケート界では大人気の曲。アボット、織田信成、閻涵、アリエフなどが使ってました。ワルツではありますが、優雅というよりもダイナミックな曲という事が好まれているのでしょうか。


と、言っても実のところ、個人的には私はハチャトゥリャンの音楽は聴くのは良いのですが、弾くのは大嫌い。とにかくこの人、コントラバスは完全に打楽器扱い。ワルツなんて頭打ちなのに、ほぼ休みなし。全体的にも休みは非常に少ないのですが面白くない。その上、この仮面舞踏会は、ほぼハーフポジションとファーストポジションという基本中の基本のポジションで弾けてしまう、非常に音域の狭いところで弾かされるわけです。こういう曲で、技量とか芸術性を高く演奏するのは逆に難しく、初見で弾いた時に比べて演奏会間近になってもなかなか進歩しない。簡単なのに難しい。嫌いです。


元々はレールモントフというロシアの作家の戯曲のための劇音楽として作曲され、その後5曲を選んで組曲として編曲されたもの。ストーリーとはあんまり関係ない音楽なのでストーリーは割愛します。


第1曲 ワルツ ハチャトゥリャンは、この劇音楽を作曲する際に最も心をくだいて作曲したのが、このワルツだったそうです。導入部が12小節あってダイナミックなワルツが始まりますが、ダイナミックな中にも憂いを含んだメロディは傑作、中間部はちょっと可愛らしいワルツ。メロディは良いんですけどねぇ。導入部からワルツ、中間部、ずっと四分音符と八分音符の頭打ちです。
第2曲 ノクターン これはコンサートマスターのための曲です。我々はおまけ。
第3曲 マズルカ 軽快なマズルカ、メロディは良いんですけどね。これも殆ど頭打ち
第4曲 ロマンス ロマンスといっても、ロマンス的なロマンスではなくてちょっと暗い曲です
第5曲 ギャロップ 馬の早駆け、と捉えるとちょっとリズムが違うので、ここでは速いテンポの輪舞という意味の方でしょう。途中1ヶ所変拍子が出てきますが、これ意味不明。どうして・・・という感じです。間違えたわけではありませんので。


そんなわけで、聴く方にとっては十分に楽しい曲ですので、楽しそうに演奏することにします。


2019年8月31日(土) PM2:00開演
場所 めぐろパーシモン大ホール(東急東横線 都立大学駅下車7分)
指揮 黒岩英臣
全席自由 1,500円


 


先着10組様に入場チケットのプレゼントを行っています。詳しくは こちらへ。

今日の音楽 8月15日 晴れときどき殺人

映画「晴れときどき殺人」は1984年5月に公開されました。

原作は赤川次郎。財閥の娘の犯人捜しというストーリーですが、娘と結婚して後継者の座を狙う男などが入り乱れるというものです。薬師丸ひろ子、原田知世とともの角川3人娘と言われた渡辺典子が主演して主題歌も歌っています。

主題歌は「晴れときどき殺人(キル・ミー)」で、阿木曜子、宇崎竜童コンビによるもの。作品の内容と違ってとっても明るく調子のよい曲です。

2019年8月14日 (水)

今日の音楽 8月14日 ラヴ・イズ・オーヴァー

1984年の邦楽年間ランキング第18位は、欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」でした。

欧陽菲菲の代表曲のひとつですが、誕生にはちょっとしたエピソードがあります。
元々は1979年に発売された「うわさのディスコ・クイーン」のB面曲でした。「うわさのディスコ・クイーン」は中国語バージョンが台湾や香港でヒットしましたが日本では売れませんでしたが、欧陽菲菲はコンサートなどで「ラヴ・イズ・オーヴァー」を歌い続けて口コミで評判が広まり1980年にA面曲として発売、後に1982年にはアレンジを変更して発売し、1983年にジャケットを変更して売り出し、1983年12月には2週連続オリコンの1位を獲得しました。

失恋を歌った曲ですが、この曲のヒットも欧陽菲菲の歌唱力があってこそという気がします。それでも歌詞の内容は理解していなかったようですが・・・

 

2019年8月13日 (火)

今日の音楽 8月13日 心の愛

心の愛 I Just Called to Say I Love You スティーヴィー・ワンダー  1984年Billboard年間ランキング第25位 最高位1位

スティーヴィー・ワンダーの代表作のひとつ。ジーン・ワイルダー監督の映画「ウーマン・イン・レッド」に使用され、アカデミー歌曲賞とゴールデン・グローブ賞主題歌賞を受賞し、イギリスでスティーヴィー初の全英シングル1位となった曲です。

日本でも、子供のコーラスが入った別バージョンがTDKのCMにしようされるなど人気曲となりましたが、元々は1979年に交流のあった日本のフォーク・デュオ ブレッド&バターに提供され「特別な気持ちで」というタイトルで発売予定でしたが、スティーヴィー側から映画の主題歌として使うため先行発売させたほしいという申し出があり発売中止。5年後に発売しています。

歌詞の内容は、恋人への愛の告白ですが、スティーヴィーらしい優しさに溢れた歌詞になっています。

2019年8月12日 (月)

今日の音楽 8月12日 風の谷のナウシカ

宮崎駿監督のアニメーション映画「風の谷のナウシカ」は1984年3月に公開されました。

宮崎駿監督の「ルパン三世カリオストロの城」に続く、長編アニメの第2作であり出世作。「ナウシカ」の成功の後、スタジオ・ジプリが設立され「天空のラピュタ」以降の作品を生み出す事になりました。

色々な意味で、日本のアニメーションのターニング・ポイントとなる作品のひとつだと思います。公開当時は作品としての評価は非常に高かったものの興行的には大成功というわけにはいきませんでしたが翌年のテレビ放映でブレイクして時代を超えて見られ続ける作品となりました。
ストーリーについては今更なので、割愛し、音楽の話を。

音楽の担当は、これ以降のジブリ作品と付き合い続ける久石譲。国立音大作曲科で学びミニマル・ミュージックと出会って現代音楽の作曲科として活動し、卒業後は映画音楽や吹奏楽のアレンジなども手がけていました。
この「風の谷のナウシカ」の音楽を担当したことで知名度が一気に上がり、日本における映画音楽の第一人者にまで登りつめました。

「風の谷のナウシカ」は、現代音楽の手法が顕著でこれ以降の久石作品に比べると前衛的な雰囲気が漂う音楽になっています。安田成美が歌うイメージソングがありますが、作品と歌との乖離が大きく本編では採用されませんでした。まあ、その通り、仕方が無かったですね。

 

2019年8月11日 (日)

第32回パイオニア交響楽団定期演奏会・1

所属するパイオニア交響楽団の第32回定期演奏会のPRです。今回はショスタコーヴィチを中心とする20世紀のロシア音楽プロです。
前プロで演奏するのはショスタコーヴィチの祝典序曲です。

1954年のロシア革命37周年記念演奏会のために急遽依頼され3日間で書き上げ11月6日に初演されています。3日間という短時間で書き上げることが出来たのにはネタ元があったわけで、1947年の十月革命30周年を記念して作曲された未発表曲を改作したという説もありますが、新作と考えても複数の自作曲の引用があるので不可能では無いと思われます。

冒頭のファンファーレは娘の誕生日のために1944年ごろ作曲した7つのピアノ小品曲「子供のノート」の第7曲「誕生日」の冒頭からの引用。
第1主題は、オラトリオ「森の歌」の第5曲「スターリングラード市民は前進する」からの引用。
終盤では「ジャズ組曲」第2番の第3曲が引用されています。

ショスタコーヴィチの音楽といえば、ソヴェト共産党、とりわけスターリン体制との確執が曲の内容に大きく影響していますが、この曲もスターリンの死の翌年に完成されたことから、スターリン体制からの解放を祝って書かれたなどとも言われています。

冒頭トランペットによるファンファーレからはじまる荘重な序奏が終わると、テンポはPrestoに変わってクラリネットによって物凄く速い第1主題が演奏されます。第2主題はこのテンポの中でホルンとチェロによって朗々と聞こえるメロディですが、テンポは速いままなので、結構演奏は大変。

最後はファンファーレが戻ってきますが、ここではバンダが使われています。バンダの人数は基本的に10人という大人数。バンダをどこに配置するかなどはまだ決まっていないし、実際にバンダの演奏が聴けるのは演奏会当日のステージ・リハーサルだけなので、演奏する我々も楽しみです。

2019年8月31日(土) PM2:00開演
場所 めぐろパーシモン大ホール(東急東横線 都立大学駅下車7分)
指揮 黒岩英臣
全席自由 1,500円

 

先着10組様に入場チケットのプレゼントを行っています。詳しくは こちらへ。

今日の音楽 8月11日 ふたりの愛ランド

1984年邦楽年間ランキング第16位は石川優子&チャゲの「ふたりの愛ランド」でした。

当時チャゲ&飛鳥の出すシングルレコードは全て飛鳥涼がメインボーカルを取っていたため、実力は十分持っていたにもかかわらず前面に出ないチャゲを売り出すチャンスを狙っていたところ、所属のヤマハにJALからCMソングの依頼がありました。そこでチャゲが作った「ふたりの愛ランド」に白羽の矢が立ったのですが、あまりにチャゲ&飛鳥の曲とは曲調が異なって(底抜けに明るい)いたこともあり、前年JALのキャンペーンソング(シンデレラ・サマー)を歌った石川優子とのユニットでレコーディングすることになって誕生した曲です。

実力派ポップス歌手の2人のコーラスは迫力あって、素晴らしいハーモニーでした。

2019年8月10日 (土)

今日の音楽 8月10日 カーマは気まぐれ

カーマは気まぐれ Karma Chameleon  カルチャー・クラブ 1984年Billboard年間ランキング第10位 最高位1位

日本でのヴィジュアル系バンドの元祖的存在となるニューロマンティックと呼ばれる音楽ジャンルを形成した代表的なバンドがカルチャー・クラブ。奇抜な女装でソウルミュージックの影響を受けた歌声で歌ったボーイ・ジョージを中心とするバンドがカルチャー・クラブでした。

その最大のヒット曲が「カーマは気まぐれ」です。本国のイギリスでは勿論アメリカを含めて世界16カ国で1位となる世界的ヒット曲となりました。
「カーマ」は女性の名前ですが仏教用語の「カルマ(業)」を掛けた言葉。恋人の気まぐれに振り回されてどうしたらいいのか分からないという気持ちが歌われている曲です。

2019年8月 9日 (金)

今日の音楽 8月9日 愛と追憶の日々

「愛と追憶の日々」Terms of Endearment は1984年2月に日本で公開されました。

シャーリー・マクレーンとデブラ・ウィンガーが親子として共演し30年もの長きにわたる親子の絆を描いた作品で、第56回アカデミー作品賞、主演女優賞と第41回ゴールデングローブドラマ部門作品賞、主演女優賞をダブル受賞した作品です。

音楽は「フェーム」で第53回アカデミー歌曲賞・作曲賞を受賞したマイケル・ゴアが担当しています。

 

2019年8月 8日 (木)

今日の音楽 8月8日 星空のディスタンス

1984年の邦楽ヒットランキング第11位は ジ・アルフィーの「星空のディスタンス」でした。

1974年にデビューしたTHE ALFEE。桜井、坂崎、高見沢、三宅の4人でスタートしましたが翌年には三宅が脱退し、現在の3人によるフォーク&ロックバンドとして活動したものの当時のレコード会社と合わず契約を解除。しばらくは所属のないままライブ活動を続け1979年に再デビューを果たしました。1983年に「メリーアン」がヒットして、これに続いた「星空のディスタンス」、「STARSHIP ~光を求めて」のホットで不動の地位を築きました。

アルフィーは特定の音楽傾向に固執せず、様々な方向の歌を歌ってきていますが、これは3人がそれぞれ多数の楽器を扱える事や、作詞作曲ができる、全員が歌えるという才能に恵まれた事もあると思います。

「星空のディスタンス」は高見沢の作品。桜井がリードボーカルを勤めますが、実際には1974年頃には作られてライブ時にはギターのインストロメンタルで演奏されていました。

2019年8月 7日 (水)

今日の音楽 8月7日 ピアノ協奏曲第1番(プロコフィエフ)

プロコフィエフのピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10は1912年8月7日にプロコフィエフ自身のピアノ、サラジェフの指揮でモスクワで初演されました。

プロコフィエフがサンクトペテルブルク音楽院に在学中に構想された曲で、旋律らしい旋律を排除し、リズムや打鍵を中心とするピアノ書法といった従来の音楽を否定するような曲として書かれています。若者にありがちな、現実否定と自分らしさの表現を目指したものだと思いますが、普通の作曲家がこれをやると、何じゃコリャ的な曲になってしまうのですが、それは20世紀最大の天才作曲家のひとりプロコフィエフ。

連続して演奏される15分ほどの曲ですが、中身は3つの楽章に分かれています。

2019年8月 6日 (火)

今日の音楽 8月6日 ジャンプ

ジャンプ Jump ヴァン・ヘイレン  1984年Billboard年間ランキング第6位 最高位1位

ヴァン・ヘイレンはエドワードとアレックスのヴァン・ヘイレン兄弟を中心としたハード・ロック・バンド。
ジャンプは6作目のアルバム「1984」からの第1弾シングルで、初の全米1位曲となった曲です。「1984」はキーボードを多用するスタイルで「ジャンプ」も冒頭からキーボードによるイントロが印象的。日本でもCMを含めて色々なところで使われている「元気の出る曲」です。

このアルバムを最後にボーカルのデイヴィッド・リー・ロスが一時期脱退し、1996年には一時的に参加していますが正式には2007年に復帰しています。

2019年8月 5日 (月)

今日の音楽 8月5日 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

1984年の日本での映画興行ランキング第18位は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」でした。

セルジオ・レオーネ監督の遺作で、代表作のひとつでもある作品。ギャング映画と言えばそうなのですが、そこに友情や愛情が密に絡んでいる上に少年時代から壮年までが描かれている長大かつ奥深い作品です。

カンヌ国際映画祭では高い評価を得たにもかかわらず、長い上に、時が上ったり下ったりと複雑な事もあって、アメリカの初回公開では制作会社が切り貼りや短縮が行って結局批評家から酷評される結果となったようです。日本やヨーロッパではオリジナルで公開されて高い評価を得たため、レオーネが再編集して229分の完全版を再公開してギャング映画の最高傑作という評価を得るようになりました。

2014年のニューヨーク映画祭ではエクステンデッド版として251分の作品が公開されていますが、こちらは私は見ていません。

主演はヌードルス役のロバート・デ・ニーロ。ヌードルスが愛するデボラの少女時代を演じたのがこの映画がデビューとなったジェニファー・コネリーでした。

私も非常に好きな映画なので、映画の内容については別の機会に語ることもあるかもしれませんが、この作品の評価を押し上げたのが、エンニオ・モリコーネの音楽でした。サウンドトラックだと15曲の曲が入っていますが、どの曲もとても素晴らしく捨て曲のような音楽は皆無。

スタンダード曲の「アマポーラ」はモリコーネの作曲ではありませんが、これが色々な場面で、時にはストリングスで美しく時にはジャジーに、アレンジを変えて使われてアレンジャーとしての手腕も発揮しています。圧巻は「デボラのテーマ」と「アマポーラ」が掛け合う曲。

タイトル曲「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「少年時代の思い出」、「ともだち」など、どれを取っても素敵な曲ばかり。ミュージカル映画を除けば、映画全体の古今東西の映画音楽の中で、私が最も好きな映画音楽です。

2019年8月 4日 (日)

今日の音楽 8月4日 ラシーヌ雅歌

フォーレのラシーヌ雅歌op.11は1866年8月4日に初演されました。

原曲はオルガンまたはハルモニウムの伴奏による混声合唱のための曲ですが、オーケストラ伴奏でも演奏される事があります。
17世紀フランスの劇作家ジャン・ラシーヌの詩に基づく宗教的な曲で、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスと並ぶ宗教的な小品として知られている美しい曲です。

フォーレと言えばレクイエムが有名ですが、このレクイエムも「怒りの日」を欠いていたり典型的なものではないのですが、非常に清らかで美しい曲なのですが、音楽学校の卒業作品として若い頃に書かれたこのラシーヌ雅歌にもその片鱗が見られます。

2019年8月 3日 (土)

今日の音楽 8月3日 もしも明日が・・・

1984年の年間邦楽ランキング第1位は、わらべの「もしも明日が・・・」でした。

テレビ朝日系のバラエティ「欽ちゃんのどこまでやるの」から生まれた「わらべ」の「めだかの兄妹」に次ぐ2枚目のシングルで100万枚近くのセールスという大ヒットとなった曲です。

素行問題でのぞみ役の高部知子が降板して、残されたかなえ(倉沢淳美)とたまえ(高橋真美)の2人での再出発作となった曲で、見栄晴、おかあさん(真屋順子)、黒子とグレ子(小堺一機と関根勤)などがコーラスを担当しています。前回のわらべ歌っぽい「めだかの兄妹」と違い、普通の大人の雰囲気を持った曲でした。

2019年8月 2日 (金)

今日の音楽 8月2日 ワルツ「トランスアクツィオン」

ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「トランスアクツィオン」op.184は1865年8月2日にフォルクスガルテンで初演されました。

ヨーゼフの代表的なワルツのひとつで、元々は「民事訴訟(アクツィオン)」という曲名で法律学校の学生に献呈されたものです。導入部こそシリアスな雰囲気なのですが、ワルツに入ると、ヨーゼフらしい美しいワルツで、「民事訴訟」というタイトルに合わないため商取引、資本などを意味する経済用語の「トランス・アクツィオン」に改題されました。ヨーゼフはこのタイトルのウラに「愛する2人の相互の関係を描いた」と言っており、男性の右手と女性の左手が結ばれる愛の表現があると語っています。

今年(2019年)のウィーン・フィル ニューイヤー・コンサートでも演奏されていました。

2019年8月 1日 (木)

今日の音楽 8月1日 フット・ルース

フット・ルース Footloose  ケニー・ロギンス 1984年Billboard年間ランキング第4位 最高位1位

ポップ・ロックのデュオ、ロギンス&メッシーナとして1972年にデビューしたケニー・ロギンスは1977年からソロ活動を開始し1984年の「フット・ルース」で初の全米1位を獲得しています。

この曲は映画「フットルース」のテーマ曲。フット・ルースにはエリック・カルメンやボニー・タイラーなど数々のミュージシャンの曲が散りばめられています。

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