今日の音楽 7月27日 春なのに
1983年邦楽年間ランキング第31位は柏原よしえの「春なのに」でした。
柏原よしえは1980年に14歳で「No.1」でデビューしています。デビュー2年目ぐらいに仕事の関係でちょっと接点がありましたが、普段は普通の女の子で、歌い方は10代半ばとは思えない大人びたものでした。
7枚目のシングル、「ハロー・グッバイ」がオリコン6位で初めてベスト10入りすると、それ以降は18曲連続のベスト10と安定した人気を保ちました。11枚目のシングルは谷村新司作詞作曲の「花梨」、そして12枚目が中島みゆき作詞作曲の「春なのに」。今でも卒業シーズンの定番曲のひとつとして歌われています。
その後も阿木燿子・宇崎竜童コンビの「ちょっとなら媚薬」、松山千春の「タイニー・メモリー」、中島みゆきの「カム・フラージュ」「最愛」「ロンリー・カナリア」、高見沢俊彦の「し・の・び愛」、五輪真弓の「春ごころ」など作曲家ではなくシンガー・ソングライターによる作品を多く提供してもらって10代でアイドルから脱皮した歌手になりました。
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