今日の音楽 5月9日 イベリア第1巻
アルベニスのイベリア第1巻は1906年5月9日に初演されました。
スペインの作曲家アルベニスの最晩年のピアノ曲で全12曲を3曲ずつ4回に分けて出版されました。第1巻の初演はフランスのサル・プレイエルで、ショーソンの夫人に献呈されています。
第1曲は「エポカシオン」。スペイン語で「魂を呼び戻す」というイモで変イ長調という♭4つの調で書かれた非常に重たい雰囲気の曲です。
第2曲は「港」。スペイン・カディス地方にあるサンタ・マリア港と考えられています。スペインのリズムが特徴的な描写的雰囲気の曲です。
第3曲は「セビーリャの聖体祭」。超絶技巧を伴う曲で、特に左右の手が交差する難所は知られています。遠近法的な書法を用いた行進曲になっています。
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