今日の音楽 4月25日 悲しきワルツ
シベリウスの悲しきワルツop.44は1904年4月25日に初演されました。
ヤルネフェルトの戯曲に義弟のシベリウスが音楽をつけ劇音楽として1903年に上演されたのが「クオレマ」です。この第1曲目を1904年に改訂して「悲しきワルツ」として上演して好評を博しました。
ワルツといえば、3拍子の踊りの音楽ですが、この曲はおよそ踊りとは程遠い音楽です。悲しげで静かに3拍子の音楽が奏でられ、長調に転じますが美しいけれど儚い美しさといった音楽、最後は盛り上がり、また静かになって曲は終わります。
シベリウスの面目躍如といった弦楽器の美しさが味わえる曲です。
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