今日の音楽 3月6日 悪魔の手毬唄
「悪魔の手毬唄」は1977年の日本での興行成績第18位でした。
「悪魔の手毬唄」は石坂浩二が金田一耕助に扮した横溝正史原作の第2弾。
ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」やアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」が、「マザー・グース」になぞらえた殺人だったように、村に伝承される「手毬唄」になぞらえた殺人が次々に起こるというもの。ただし、ここで使われている手毬唄はこの小説のために創作されたものです。
ヒロイン役は仁科明子(現・亜希子)、内容は犯人と被害者の入れ替わり、忌まわしい近親の結婚の排除が重要な鍵となります。映画化は1961年に続いて2回目でした。
音楽は、村井邦彦が担当し、主題曲は「哀しみのバラード」という曲でした。原作は非常に人気の高い作品でしたが、映画としての出来は石坂金田一シリーズとしてはイマイチでしたかねぇ。
« 今日の音楽 3月5日 ある貴紳のための幻想曲 | トップページ | 今日の音楽 3月7日 ダウンタウン物語 »
コメント