今日の音楽 3月18日 浄められた夜
シェーンベルクの弦楽六重奏曲「浄められた夜」op.4は1902年3月18日にロゼー弦楽四重奏団、イェリネク、フランツ・シュミットというメンバーでウィーンで初演されました。
デーメルの詩「浄夜」に基づき月下の男女の語らいが題材となった弦楽六重奏曲。無調音楽から十二音技法へと進むシェーンベルクがまだ無調音楽へ進む以前の初期の作品で半音階を多用してはいますが非常に美しい響きの曲となっています。
デーメルの詩に対応した5つの部分から構成された単一楽章の曲で、後に弦楽合奏にも編曲しています。
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