今日の音楽 1月22日 未来惑星ザルドス
ション・コネリーが主演した「未来惑星ザルドス」で使用された音楽は、ベートーヴェンの交響曲第7番の第2楽章でした。
2293年の未来を舞台とした映画で、人類は不老不死の「エターナル」と死のある「獣人」に分かれており、エターナルはボルテックスという土地に住み、獣人は荒廃した土地でエターナルに食料を生産しているという設定。二つの世界を行き来できるのはザルドスという人の頭部を模した空飛ぶ石像で、獣人から穀物を受け取る代わりに獣人の中から選ばれたエクスターミネーターという殺し屋集団に武器を渡していました。
ショーン・コネリー扮するエクスターミネーターのゼッドはザルドスを操るエターナルを殺害してザルドスに乗り込んでボルテックスへ旅立ち、シャーロット・ランプリング扮するコンスエラらと暮らし始めるが、やがてエターナルの安逸だが刺激のない暮らしに耐えられなくなり仲間のエクスターミネーターをボルテックスに呼び込みます。彼らはボルテックスを地獄のように変えて生きますが、エターナルはむしろそれを喜んで受け入れ滅んでいきます。
やがてゼッドはザルドスの中でコンスエラと所帯を持ち子供を産み、育て、老いて死んでいくという最後の数分のシーンで流れていたのがベートーヴェンの交響曲第7番の第2楽章でした。
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