今日の音楽 1月21日 天体の音楽
ヨゼフ・シュトラウスのワルツ「天体の音楽」op.235は1868年1月21日にゾフィエンザールで初演されました。
ヨゼフ・シュトラウスの代表作で、映画「会議は踊る」のテーマ曲としても使われた曲です。
兄ヨハンから音楽監督を引き継いだウィーン大学の医学生などで構成される「医学舞踏会」の決定で、当時流行していた天球の音楽(ピタゴラスによる天球の運行が耳には聞こえない音を発していて宇宙全体が一つのハーモニーを奏でているという思想)をテーマとする舞踏会での曲を依頼され作曲されたもの。
静かな星空を思わせる前奏からぞくぞくとさせる曲で、構成力は兄を上回るといわれたヨゼフの真骨頂を聞くことができます。
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