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2018年12月29日 (土)

今日の音楽 12月29日 弦楽五重奏曲第1番(ブラームス)

ブラームスの弦楽五重奏曲第1番ヘ長調op.88は1882年12月29日にフランクフルトで初演されました。

ブラームスの室内楽曲はどれも人気が高いのですが、弦楽五重奏曲は少し認知度が低いかもしれません。そもそも弦楽五重奏曲は殆どの曲が通常の弦楽四重奏曲にヴィオラかチェロを1本加えた編成なのですが、弦楽四重奏という完成された編成に楽器を加えるのですからバランス的には結構難しく名曲が少ない分野です。ベートーヴェンですら1曲しか作曲していません。木管を加えた五重奏の場合、木管楽器をソロとして弦楽四重奏との協奏という形を基本に作曲できるので、モーツァルトやブラームス、ウェーバーなどのクラリネット五重奏など傑作があります。

ブラームスはヴィオラを加えた編成にしていますが、この第1番の弦楽五重奏曲はこの上なく美しい音楽です。円熟期に入ったブラームスの作品で、彼自身もこの曲の出来には自信を持っていたようです。ブラームスらしい古典的な手法の中に個性を入れた曲ではありませんが、美しさと明るさを持った曲想は、ブラームスらしいのかもしれません。

2018年12月28日 (金)

パイオニア交響楽団第31回定期演奏会・4

2019年1月6日 PM2:00開演  会場・ティアラ江東
指揮 黒岩英臣
曲目 J.シュトラウスⅡ 喜歌劇「こうもり」序曲、エネスコ ルーマニア狂詩曲第1番
    ワーグナー ジークフリート牧歌、R.シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」組曲
さて、第31回定期演奏会の後半1曲目は、ワーグナーのジークフリート牧歌です。
今回の選曲では「バラの騎士」の組曲をやろうという事になったわけですが、この曲20分程度で短い。しかしながら中プロで演奏するには難しいので、他にメイン曲を選ぶと負担が大きすぎる。という事で4曲プログラムとなったわけですが、「こうもり」「ルーマニア狂詩曲」「バラの騎士」の3曲は結構派手な曲なので、少々静かな曲を選ぼうという事で白羽の矢があたったのがワーグナーのジークフリート牧歌でした。
ジークフリート牧歌は、ワーグナーに詳しい方は「ニーベルンクの指環」に登場する素材が散りばめられている事がわかると思いますが、実はジークフリート牧歌の方が先に作曲されており、ここから「指環」に転用されたわけです。
ワーグナーは、リストの娘であり、19世紀最大の指揮者であったハンス・フォン・ビューローの妻でもあったコジマとようやく結婚し、長男ジークフリートが誕生した喜びで、1870年にコジマの誕生日の12月25日にサプライズ・プレゼントとして作曲した曲が、この「ジークフリート牧歌」でした。
ワーグナー邸の台所でチューニングをした楽団員が、曲がり階段に並び、コジマが起きた7時30分から演奏をはじめ、コジマは非常に感激したというエピソードがある、ワーグナーの愛情表現の音楽です。
従って、初演はクラリネットとホルンは2本ですが、フルート、オーボエ、ファゴット、トランペットは1本ずつ。弦楽器も5人で演奏できるように作られています。
これを、今回は大きな編成で演奏します。(勿論管楽器は指定の人数ですが)
なかなかアマチュアオーケストラでは取り上げられることの少ない曲なので、コントラバスは途中多少眠たくなりますが(秘密です)、とても素晴らしい曲です。他の3曲とは全く異なる心が浄化されるような曲です。
チケットは先着で差し上げてます。こちらへ。残りは少ないですがまだ間に合います。

今日の音楽 12月28日 オン・ザ・タウンからの5つのダンス

バーンスタイのミュージカル「オン・ザ・タウン」は1944年12月28日にブロードウェイのアルフィー劇場で初演されました。

「オン・ザ・タウン」という作品名よりも、映画化された時の邦題「踊る大紐育」の方が日本では有名なミュージカルはダンスとストーリーの大規模な統合が高く評価されるヒットミュージカルです。

ストーリーはニューヨークで24時間の上陸許可を与えられた3人の海軍水兵が僅かな滞在の間に素敵な女性たちと冒険を繰り広げ、やがて出港していくというストーリー。映画ではバーンスタインの先鋭的な音楽が大衆に受けないという懸念があったため、他の作曲家の作品に大部分が差し替えられてしまったため、ミュージカルでしかバーンスタインの世界は聞くことができません。

後に踊りの音楽5曲を抜粋したのが、このオン・ザ・タウンからの5つのダンスです。その他にも「オン・ザ・タウンからの3つのダンス・エピソード」という曲も作られています。

2018年12月27日 (木)

今日の音楽 12月27日 バラキ

1972年、ゴッド・ファザーに続くマフィアの世界を描いた映画「バラキ」が公開されました。

同じマフィアを描いた映画でも、ゴッド・ファーザーは架空のコルレオーネ一家の葛藤に主眼を置いたものでしたが、バラキは実在のジョゼフ・ヴァラキの証言を元にマフィアの内幕を暴露したシリアスは作品でした。

その為に、ヴァラキに裏切られたヴィト・ジュノヴェーゼとヴァラキが亡くなるのを待ってクランクインしましたが、マフィアからの妨害はあったようでニューヨークからローマへロケ地を変わらざるを得なかったそうです。

音楽はリズ・オルトラーニが担当し、「世界残酷物語」の主題歌「モア」同様、残酷な内容の映画にとろけるような美しいメロディの音楽をつけています。

2018年12月26日 (水)

今日の音楽 12月26日 脱出

1972年のB級映画ではありますが「脱出」の挿入曲「デュエリング・バンジョー」はアメリカで大ヒットしています。

サバイバルをテーマとしたサスペンスでダム建設で湖底に沈む過疎の村の原住民たちと4人組の訪問者との事件、葛藤を描いたもの。

冒険が始まる前の村の子供とのギターとバンジョーの掛け合いで心の交流があったかと思われるが、実際には村人には訪問者への警戒心や嫌悪感しかなかった事がわかるのがこのデュエリング・バンジョーでした。不思議な事にこの曲ヒットチャートの上位まで上がっています。

2018年12月25日 (火)

今日の音楽 12月25日 キャバレー

この年アカデミー監督賞、主演女優賞など8つのアカデミー賞を受賞したのが「キャバレー」です。

「キャバレー」の大元はブロードウェイ・ミュージカル「キャバレー」ですが、ミュージカルで使われていた曲は数曲で他の曲はこの映画のためにミュージカルの作曲作詞コンビであるジョン・カンダーとフレッド・エブのコンビで新たに作曲・作詞されています。

主役のサリーを演じたのは、ジュディ・ガーランドの娘ライザ・ミネリ。ナチスが台頭してきたワイマル共和制時代のベルリンが舞台でスターを夢見るサリーの恋と苦悩を描いた作品ですが、最後にナチスの影がひたひたと近づいてきます。

タイトル曲にもなった「キャバレー」はライザ・ミネリがキャバレーの舞台で歌い踊るナンバーです。パンチのあるライザ・ミネリの歌唱力を存分に聴く事ができるナンバーです。

2018年12月24日 (月)

今日の音楽 12月24日 死刑台のメロディ

1972年、見た映画で印象の残った作品のひとつに「死刑台のメロディ」がありました。

1920年のサッコ・ヴァンゼッティ事件という実話を扱った映画です。イタリア移民であり無政府主義者のニコラ・サッコとバルトロメオ・ヴァンゼッティへの偏見による冤罪事件を扱っており、現在でも行政側が冤罪を認めていますが司法側は冤罪とは認めていないそうです。

この事件は世界的にもアメリカ司法に対する抗議や二人の助命嘆願などの運動が起こり世紀の冤罪事件と言われるもので、これを正面から扱った映画になっています。

ジョン・バエズの歌う「Here's to You」は同じ歌詞を何度も何度も繰り返し歌う単純な曲ですがとても心に響く音楽です。

2018年12月23日 (日)

今日の音楽 12月23日 007ダイアモンドは永遠に

1972年の日本での興行収入、洋画での2位は「007/ダイアモンドは永遠に」でした。

1960年代から70年代前半にかけては、日本では洋画の興行収入トップ5に必ず登場するのが007/ジェームズ・ボンドシリーズでした。

「007 ダイアモンドは永遠に」はシリーズ7作目でショーン・コネリーがボンドを演じた最後の作品です。(このシリーズには含まれない ネバーセイ・ネバーアゲインは除く)

映画と同様に、主題歌も大ヒットするのが恒例の事ですが、主題歌は必ずしも音楽担当のジョン・バリーのものではありませんでした。この作品の主題歌はシャーリー・バッシーが歌った「ダイアモンドは永遠に」で、これはジョン・バリーの作品となっています。

実力派歌手のシャーリー・バッシーの歌にエコーをエフェクトとしてたっぷり使って広がり感や不気味さを演出しています。

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