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2018年12月10日 (月)

今日の音楽 12月10日 ハーリ・ヤーノシュ

大学4年の演奏会の中プロはコダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」組曲でした。

「ハーリ・ヤーノシュ」はハンガリーの伝説の大ぼら吹き。「七つの頭の龍を退治した」とか「ナポレオンを破って捕虜にした」とか「オーストリア皇帝の娘から求愛されたが断った」というような荒唐無稽の冒険談を語った様子を歌劇にしたもの。これを管弦楽用の組曲にしたものは今でも人気が高い曲です。

「前奏曲、おとぎ話は始まる」「ウィーンの音楽時計」「歌」「戦争とナポレオンの敗北」「間奏曲」「皇帝と廷臣たちの入場」の6曲で、内第2曲と第4曲は管楽器だけで演奏されます。

という事で6曲中4曲しか出番が無い曲なのですが、演奏していてとても楽しい曲です。第1曲は、くしゃみを表す全奏から始まります。ハンガリーでは話の前にくしゃみをすると、それは本当の話であるという意味だそうです。くしゃみの後、ハーリが私が若い頃・・・というように語りを始めるのですが、それはコントラバスのみでメロディを演奏するところから始まって行きます。第2曲の「ウィーンの音楽時計」はとても軽快な曲。時計を表すリズムに乗って演奏されます。第3曲「歌」はヴィオラのソロによる歌から始まります。第4曲は勇ましい戦争の音楽、第5曲はハンガリーの民族楽器ツィンバロンが活躍します。第6曲はわくわくする派手な曲。

というように、とても楽しい曲なのですが、なかなかアマチュアオーケストラは演奏する機会がありません。これはツィンバロンがネックになっています。そんな珍しくて楽しい曲を演奏できたのはラッキーでした。

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