今日の音楽 11月2日 渚のシンドバッド
1977年は前年デビューしたピンク・レディ旋風が吹き荒れた年でした。
何と言ってもピンクレディは、同学年のスーパー・スター。根本美津代と増田啓子の2人によるグループで歌の実力は折り紙つきでしたが、本人たちの意向とは異なり、セクシー路線で売り出し、「ペッパー警部」でデビューした後 2曲目の「S.O.S.」が初のオリコン1位となりました。その後は「カルメン'77」の後、この「渚のシンドバッド」で初のミリオン・セラーを獲得。これ以降「ウォンテッド」「UFO」「サウスポー」「モンスター」まで連続5作がミリオン・セラーになりました。
その後アメリカ進出を果たすも失敗して再び日本をターゲットにしましたが、もう以前のような人気はもどりませんでした。
結果として、セクシー路線のターゲットとしていた若者も去ることながら、独特の振付の人気も相まって、子供たちからも圧倒的な支持を得たという事も、若干の足枷になってしまったのかも知れません。
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