今日の音楽 11月11日 栄光への脱出
イージー・リスニングのご紹介、今日はスタンリー・ブラックです。
スタンリー・ブラックはイギリスの作曲家・編曲家で、ジャズ・プレーヤーとして音楽のキャリアをスタートし、BBCのダンス・オーケストラの指揮者をつとめた後映画音楽の作曲・編曲を手がけると同時にイージー・リスニングの分野でも、ロンドン・フェスティバル管弦楽団などを指揮して活躍しました。
「栄光への脱出」は、旧約聖書の「出エジプト記」になぞらえて、ホロコーストを生き延びたユダヤ人がヨーロッパを脱出してパレスチナへ移民するという映画で、アーネスト・ゴールドの作曲した主題曲は、フェランテとタイシャーのピアノによって奏せられ広く知られるようになり様々なアレンジで演奏されるようになりました。
中でも、スタンリー・ブラック指揮のロンドン・フェスティバル管弦楽団の演奏は、スキャットによる合唱の効果と相まって、ダイナミックかつドラマチックなアレンジで心に残る名演奏となっています。
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