今日の音楽 10月27日 ピアノ協奏曲(シューマン)
高校OBのオーケストラの中プロはシューマンのピアノ協奏曲でした。
この曲については、今年の1月の定期演奏会で取り上げたので、そこで詳しく書いてありますので、そちら をご覧ください。
ロマン派のピアノ協奏曲は意外に傑作が少ないのですが、ロシアのチャイコフスキーやラフマニノフを除くとシューマンとショパン、リストのものが代表的な曲になります。
リストのピアノ協奏曲は、ちょっと異色な曲なので正統派としてはシューマンとショパン。この2人はオーケストレーションがあまり巧くないという評価にも係わらず人気の高い曲になっています。ロマン派のピアノ協奏曲は、協奏曲といってもピアノのヴィルトーゾの腕を見せる事が中心のため、超絶技巧が不可欠となってピアノ演奏自体に長けていない作曲家にとっては敷居が高かった事もあるでしょう。
そういう意味ではショパンもシューマンもピアノの腕は超一流だったわけですから。
なので、シューマンのピアノ協奏曲もピアノの伴奏、と思ったら大間違いで、ピアノとオーケストラの駆け引きも見事な曲です。特に第3楽章の中間部は弦楽器とピアノの絡み合いで、これがとっても難しいのですが、コントラバスはずっとお休みです。
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