今日の音楽 10月1日 セヴィリアの理髪師序曲
さて、大学1年の時の高校オーケストラの前プロはロッシーニのセヴィリアの理髪師序曲でした。
セヴィリアの理髪師はフランスの作家ボーマルシェのフィガロ三部作の第1作目。アルマヴィーヴァ伯爵とロジーナがフィガロの機知によってめでたく結ばれるというお話。第2作の「フィガロの結婚」はご存知の通りモーツァリトがオペラ化しています。
ロッシーニのオペラの序曲は基本的には本編とは全く無関係の音楽を用いる事が多く、この序曲も「パルミーラのアウレリアーノ」の序曲として作曲されたものです。ところが、さらにロッシーニはこの序曲を「イングランドの女王エリザベッタ」にも用いています。所謂使い回しというわけです。
ロッシーニらしい、後半に向かって音量とスピード感を徐々に高めて怒涛のように本編に繋いでいくという曲です。演奏は、それ程難しくはありませんが、コントラバスの場合指が回らないと厳しいです。
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