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2018年9月30日 (日)

今日の音楽 9月30日 ビューティフル・サンディ

この年、日本ではもうひとつ歴代1位に君臨する大ヒット曲が生まれました。日本での洋楽歴代1位となる「ビューティフル・サンディ」です。

イギリスの歌手ダニエル・ブーンの作品でイギリスやアメリカでは1972年に発売され全米チャートでは15位を獲得しその後もロング・ヒットを続けていましたが、日本では当初は全く売れませんでした。

ところが1976年にテレビ番組「おはよう720」のコーナーテーマ曲として起用され、日本だけで大ヒット。オリコンで15週連続1位(洋楽チャートでは21週連続1位)で200万枚を売上て外国人アーティストとしては現在も破られていない記録となっています。また国内では田中星児やトランザムの日本語カバー版もヒットしています。

残念ながらダニエル・ブーンはこの後全くヒット曲を出せず一発屋で終わりました。

2018年9月29日 (土)

今日の音楽 9月29日 惑星

ホルストの組曲「惑星」は1920年の正式初演の前1918年9月29日にロンドンのクイーンズ・ホールでボールト指揮ニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団の演奏で非公式に初演されています。

ホルストはこの曲に関して非常に厳しい制約を設けていて、プロが演奏する場合指定の楽器編成を厳守する事、抜粋による演奏の禁止、編曲の禁止など、オリジナルに忠実に演奏する以外は演奏は不可としており、死後も遺族によって守られて来ました。但し、作曲者の存命中に出版された「火星」と「木星」のジョージ・スミス編曲による吹奏楽編曲だけは認められていたようです。

制作関係者の説得によって1976年に遺族に認めらて発表されたのが冨田勲のシンセサイザーによる演奏で全米1位の大ヒットとなりました。それ以降徐々に編曲等が認められるようになって行きました。このほかに諸井誠が編曲したオルガンと打楽器の編成によるものがありますが、シンセサイザー程の表現力が無いオルガンだけのメロディでは、本物の打楽器が加わっても、冨田作品には遥かに届かないという感じがします。

特に5拍子ではじまるリズミックな「火星」や平原綾香の歌「ジュピター」で知られる「木星」は人気の高い曲です。

2018年9月28日 (金)

今日の音楽 9月28日 およげたいやきくん

1976年、この年には日本では歴史に残る大ヒット曲が生まれました。およげたいやきくんです。

1975年にフジテレビの「ひらけ!ポンキッキ」のオリジナル曲として発表され、アニメの主題歌などを歌っていた子門真人が歌った曲は発売後1週間で30万枚、最終的には450万枚以上を売上オリコンで11週連続第1位という未だに破られない国内でのシングル売上記録を達成しました。

毎日鉄板の上で焼かれてイヤになっていた「たいやき」君が、海へ逃げ込んだけれど、結局釣り上げられて食べられちゃうというユーモアとペーソスたっぷりの歌詞が秀逸でした。

2018年9月27日 (木)

今日の音楽 9月27日 秋風の恋

秋風の恋 I'd Really Love to See You Tonight イングランド・ダンとジョン・フォード・コーリー 1976年Billboard年間ランキング21位 最高位2位

この頃は、男性デュオが流行していた時期でした。シールズ&クロフツ、ロギンス&メッシーナ、ビヨルン&ベニー(後のABBA)、ビグラズ&オズボーンといった面々がチャートを賑わしていました。

イングランド・ダンはシールズ&クロフツのジム・シールズの弟という兄弟で別のデュオでトップクラスの音楽家として活躍という珍しい事実もあります。アメリカではヒットしませんでしたが、日本ではこの「秋風の恋」の直前に「シーモンの涙」がヒットしました。こちらも名曲です。

2018年9月26日 (水)

今日の音楽 9月26日 フライ・ロビン・フライ

フライ・ロビン・フライ Fly Robin Fly  シルバー・コンベンション  1976年Billboard年間ランキング第14位 最高位1位

ミュンヘン・サウンドのさきがけともなったディスコ・ミュージックで、シルバー・コンベンション自体は5年程度の活動でしたがユーロディスコを代表するグループとして活躍しました。「フライ・ロビン・フライ」は英語が話せなかったシルバー・コンベンションのメンバーがアメリカでもヒットするように英語で歌ったため、

ロビン(コマドリ)よ、飛べ、飛べ、空まで飛んでいけ という単純な歌詞でした。

2018年9月25日 (火)

今日の音楽 9月25日 交響曲第8番(ドヴォルザーク)

大学での部活動に並行して、高校オケの指導も続けました。本番はエキストラとして出演もしました。

この年の高校オケのメイン曲はドヴォルザークの交響曲第8番。かつてはイギリスの出版社から出版されたために「イギリス」というナンセンスなタイトルで呼ばれていましたが、曲を聴いてみれば直ぐにわかりますが、「イギリス」らしさはひとかけらも無く、現在では、殆どこの愛称では呼ばれていません。

第9番「新世界より」という化け物的人気曲の後塵を拝していましたが、「新世界より」はネイティヴ・アメリカンの音楽と故郷のボヘミアへの郷愁の融合した音楽で、7番以前が尊敬するブラームスの影響が強いという事もあって、ドヴォルザークの交響曲の中ではチェコの民族色が最も強い曲と言われています。

最も演奏が簡単な交響曲などと揶揄される事もありますが、実のところはヴァイオリンは音域が高く、フルートもテンポによっては超絶技巧みたいなところもあって、実は簡単ではありません。個人的には終楽章の静かな部分が好きで、主題も最初はチェロのメロディとコントラバスのピチカートの伴奏だけで始まるという美味しい曲。コントラバス得意のピチカートの情感を発揮できる場面です。

2018年9月24日 (月)

今日の音楽 9月24日 交響曲第100番「軍隊」

1976年、大学に入学して迷う事無く管弦楽部へ入部。折角3年間楽器を続けたのですから、もう少し上達したい、続けたいという想いで、数ある大学オケの中でも有名なオケではありませんでしたが入部致しました。

ヴァイオリンの経験者や管楽器の経験者(ブラスバンドの経験者が多いわけですが)は多くいますが、コントラバスの経験者は非常に希少価値だったようで、早速音楽研究会合同の演奏会に出させていただきました。何曲か演奏したと思うのですが、覚えているのはハイドンの交響曲第100番「軍隊」。
私にとっては初めてのベートーヴェン以外の古典派の曲でした。「軍隊」の名称の理由になっている第2楽章の行進曲風の音楽は当時ヨーロッパで流行したエキゾティックなものの象徴である「トルコ風音楽」。モーツァルトもベートーヴェンも「トルコ風」音楽を作曲しています。ハイドンの交響曲はベートーヴェンのような「いかつさ」が無く、序奏ですらとっても可愛らしい音楽・・・なのですが、演奏する側から見ると音の動きが予測不能のところがあって結構難しいものでした。

2018年9月23日 (日)

今日の音楽 9月23日 オーボエ協奏曲(モーツァルト)

モーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調K.314(285d)は1777年9月23日にザルツブルクで完成しています。

古今東西のオーボエ協奏曲の中でも傑作中の傑作と言われる曲で、プロオーケストラの入団試験でも演奏される頻度が極めて高い曲です。

アニメ「のだめカンタービレ」でもオーボイストの黒木君がライジング・スター・オーケストラで演奏した曲です。翌年には移調してフルート協奏曲第2番として発表されましたが、原曲があまりに魅力的なため、モーツァルトのコンチェルトの中では評価はイマイチです。

2018年9月22日 (土)

今日の音楽 9月22日 愛の告白

オリヴィア・ニュートン=ジョンの日本でのブレイクは「愛の告白」でした。

日本でも美貌の歌手という事で注目はされていたオリヴィアでしたが、泥臭くないカントリー音楽という事もあってか、なかなか大ヒットまでは記録できませんでしたが、大きくブレイクしたのが、この「愛の告白」でした。

これまでとはガラッと変わったラブ・バラードで、アメリカでも全米1位となってキャリア・ハイを記録した曲です。そして、こういう曲も立派に歌いこなせる事を証明した曲でもあります。

2018年9月21日 (金)

今日の音楽 9月21日 オクラホマ巨人

続いて、アン・マレーです。全米第1位になるようなスーパー・ヒットは無いものの、本国カナダ以外でも確実に売れる歌手となったのですが、日本ではなかなか知名度が上がりませんでした。

1973年には映画「オクラホマ巨人」の主題歌「センド・ア・リトル・ラヴ・マイ・ウェイ」を歌っています。ヘンリー・マンシーニ作曲ハル・デイヴィッド作詞の曲です。

2018年9月20日 (木)

今日の音楽 9月20日 シング

さて、またカーペンターズのお話です。日本でカーペンターズが大ブレイクしたのが「シング」でした。

元々はテレビ番組「セサミ・ストリート」の挿入歌として使われた曲で、番組では多くの歌手によって歌われています。

児童合唱団をバックにして歌ったほのぼのとした曲。コンサートの際には地元の児童合唱団と一緒に歌うことが多く、1974年の日本公演では大阪では京都少年少女合唱団、東京ではひばり児童合唱団と共演し日本語を交えて歌っていました。

アメリカではハーティング・イーチ・アザー以降も「小さな愛の願い」「愛にさよならを」がそれぞれ全米12位、7位とヒットしましたが、この「シング」は3位まで上昇し、ピークを迎えることになりました。日本では徐々に人気が定着し、「シング」「イエスタディ・ワンス・モア」「トップ・オブ・ザ・ワールド」でピークを迎えています。

2018年9月19日 (水)

今日の音楽 9月19日 恋はみずいろ

レイモン・ルフェーヴル、カラベリと並ぶフランスのイージー・リスニング・オーケストラの大御所はポール・モーリアでした。

「恋はみずいろ」は1967年にヴィッキーがユーロビジョン・ソング・コンテストで歌って4位に入賞した曲で、翌年ポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏バージョンが、Billboard全米ヒットチャートで5週連続1位、年間ランキングでもビートルズの「ヘイ・ジュード」に続く第2位という大ヒットとなっています。作曲はアンドレ・ポップでした。

ポール・モーリアのサウンドの特徴はそれまでポピュラー音楽で使われる事が少なかったチェンバロを積極的に使用してバロック的なサウンドを作り上げた事。
「恋はみずいろ」の他に、「エーゲ海の真珠」「涙のトッカータ」「天使のセレナード」「オリーブの首飾り」など独自のヒット曲があります。

2018年9月18日 (火)

今日の音楽 9月18日 シバの女王

さて、この時代、イージー・リスニングという分野の音楽がもてはやされていました。イージー・リスニングはムード・ミュージックと言われる事もありますが、エレキベースやドラムなどポップスで使われる楽器をフィーチャーしたオーケストラや、それにピアノソロやトランペットソロなどが加わって、オリジナルを含めてポップス、映画音楽やセミ・クラシック音楽を演奏するわけです。

主に、オーケストラのリーダー(指揮者)は自ら作曲やアレンジを行ない、一部を除いて既存のスコアを演奏する事はありませんでした。従って、イージー・リスニング奏者の評価は演奏よりもアレンジが重視されていました。

1900年代半ばから後半にかけて活躍したアレンジャー、オーケストラとその代表曲は以下の通りです。

・アルフレッド・ハウゼ ドイツ コンチネンタル・タンゴ出身  碧空
・ビリー・ヴォーン  アメリカ   浪路はるかに
・ノーマン・キャンドラー  ドイツ ミュンヘン・フィルのメンバーによるスタジオ録音のみのオーケストラ  乙女座の伝説
・カラベリ  フランス  美しい人生
・フランク・チャックスフィールド イギリス ひきしお
・フランク・プウルセル フランス  急流
・パーシー・フェイス  アメリカ  夏の日の恋
・101ストリングス  ドイツ→イギリス 101人の弦楽器奏者とクラシック・オーケストラの管楽器奏者からなる  星に願いを
・スタンリー・ブラック イギリス ロンドン・フェスティヴァル・オーケストラなどを指揮 栄光への脱出
・ピエール・ポルト フランス フライディナイト・ファタジー
・ヘンリー・マンシーニ  アメリカ 映画音楽の作曲家としても活躍 ムーン・リバー
・マントヴァーニ イギリス カスケードサウンドという独特の技法で知られています  ムーランルージュ
・フランク・ミルズ  カナダ  愛のオルゴール
・ポール・モーリア  フランス  恋はみずいろ
・ヴィクター・ヤング  アメリカ  映画音楽の作曲家としても知られる  八十日間世界一周
・ジェームズ・ラスト  ドイツ  ハッピー・ハート
・ミシェル・ルグラン  フランス  クラシック音楽の作曲もやってます  シェルブールの雨傘
・レイモン・ルフェーヴル  フランス  シバの女王
・フランシス・レイ  フランス  映画音楽の作曲家として知られる  白い恋人たち
・ニーノ・ロータ  イタリア クラシック音楽や映画音楽の作曲家として知られる  ロミオとジュリエット

レイモン・ルフェーヴルはクラシック音楽をポップス風にアレンジして演奏する事を得意としていました。ヴィヴァルディの四季をフルオーケストラにアレンジしたものは、特筆すべきものです。その代表作が「シバの女王」。大ヒットしたこともあって、多くの演奏家がカバーしています。

2018年9月17日 (月)

今日の音楽 9月17日 キラー・クイーン

キラー・クイーン Killer Queen  クイーン  1975年Billboard年間ランキング78位 最高位12位

クイーンのサウンドの特徴は、ギタリスト ブライアン・メイによる多重録音・ギターオーケストラとコーラスの多重録音による重厚なサウンドです。フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの4人で1971年に正式に結成され、その後ロック・バンドとしては珍しくメンバーの出入りもなく1991年にフレディがHIV感染によって亡くなるまで4人のメンバーで活動が続きました。4人全員が作詞作曲をするという音楽性の高さが、クイーンが長く第一線で活動できた源だったと思います。

「キラー・クイーン」は全英で第10位に輝いた「輝ける7つの海」に続くシングルで全英では第2位になり、アメリカでも初めてチャートインして12位まで上った曲です。

クイーンの個人的なお奨め曲
①ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody  1975年 全米最高位9位 イギリスでは9週間連続1位 世界初のプロモーション・ビデオが作られた曲と言われています。
②キラー・クイーン 
③伝説のチャンピオン We are the Champion  1977年 全米最高位4位 
④ボーン・トゥ・ラヴ・ユー I was Born to Love You  1985年 フレディがソロ曲として1985年に発表し、フレディの没後クイーンのメンバーによって1995年に発表された曲
⑤輝ける7つの海  Seven Seas of Rhye  1974年 ファーストアルバム「戦慄の王女」にはインストメンタルバージョンが収録されており、その後歌いりでシングル化された曲
⑥愛にすべてを Somebody to Love  1976年 全米13位 
⑦ウィ・ウィル・ロック・ユー We Will Rock You  1977年 伝説のチャンピオンのB面
⑧レディオ・ガ・ガ Radio Ga Ga  1984年 全米16位  ロジャー・テイラー作曲の初シングル・ヒット
⑨バイシクル・レース Bicycle Race  1978年 全米24位 日本では自転車のCMにも使用されました

2018年9月16日 (日)

今日の音楽 9月16日 愛しい貴方

そして、オリヴィア・ニュートン=ジョン。アン・マレーやカーペンターズよりは数年遅く知ることになったのですが、それでも全米Top40を聴いていたおかげで、日本で人気が出始める前に知ることになり、ファン・クラブの番号も10番前後だったような記憶があります。

1971年に正式にボブ・ディラン(ジョージ・ハリソンのカバーが有名)のカバー曲イフ・ノット・フォー・ユーで正式デビューし全米25位。その後しばらく低迷してクリフ・リチャードのバックコーラスなどもやっていましたが1973年に発売した「レット・ミー・ビー・ゼア」が全米6位の大ヒットとなりトップ・シンガーの仲間入り。イギリス生まれでオーストラリア育ちのオリヴィアが何故かカントリー・シンガーとされていたのが不思議でした。

翌年レット・ミー・ビー・ゼアと同じ路線で発売されたのが「愛しい貴方(If You Love Me)」。これも全米5位になりました。レット・ミー・ビー・ゼア同様マイク・サムズの超低音のハーモニーが非常に魅力的な曲でした。

そして、この次のシングル曲で曲調を変えて、しっとりとした曲「愛の告白」で初の全米1位となり、日本でも大ヒットしてブレイクしたわけです。

2018年9月15日 (土)

今日の音楽 9月15日 あなたと共に

アン・マレーの軽快なポップス曲、What about me あなたと共にです。

私を魅了していた2人目の歌姫は、アン・マレーです。カナダ出身で、学生時代から歌っていましたが、卒業後1年だけ体育の教師をしてその後カナダでデビュー。

メジャーの世界に登場したのは1970年の「スノー・バード」でした。この曲が全米8位になって、彼女のメジャーでのキャリアがスタートします。アン・マレーの魅力は、包み込むような優しい低音。長く聴いていても疲れないです。

1972年に発売したロギンス& メッシーナのカバー曲「ダニーの歌」で人気が決定的になりました。私が初めてアン・マレーを知ったのはグレン・キャンベルとのコラボアルバムの中の「二人の世界」でした。この曲シングル化されたのは、日本だけでしょうか?アメリカではシングル化されていないようです。

その、アン・マレーのデビュー曲は「あなたと共に」。1968年にカナダで発売されましたが大きなヒットにはならず、ダニーの歌が大ヒットした後に再度アメリカで発売されてヒットしました。日本の公演の時には、オープニングの曲として歌われました。

2018年9月14日 (金)

今日の音楽 9月14日 ハーティング・イーチ・アザー

クラシック音楽と海外のポップスを聴きまくった高校時代。最も聞き込んだのがカーペンターズ、アン・マレーとオリビア・ニュートン=ジョンでした。

私の洋楽はアフター・ザ・ビートルズ世代。男はロックという時代で、勿論当時人気のあったディープ・パープル、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、シカゴなどの音楽も聴いていましたが、友人の勧めで「スーパー・スター」を聴いて以来、耳に優しいハーモニーを奏でるカーペンターズの音楽に夢中になりました。

カーペンターズは、ビートルズの「涙の乗車券」のカバーでデビューし、2枚目のシングル「遥かなる影」で全米1位に輝きました。その後「愛のプレリュード」「ふたりの誓い」「雨の日と月曜日は」「スーパー・スター」「ハーティング・イーチ・アザー」まで連続してアダルト・コンテンポラリー・チャートの1位を続けました。

日本では、スーパー・スターが初の大ヒットとなり、それで私も知ることになったわけです。スーパー・スターに続くシングルが「ハーティング・イーチ・アザー」でした。イントロが無く、暗く屈託のある導入部という事もあって、日本ではあまりヒットしませんでしたが、この頃のカーペンターズは1曲ごとに全く異なるシングルを、まるで実験でもするように発売し続けていて・・・という事は、実はアルバムは大変に充実したものになっていたのですが。

まだこの頃は日本では大スターというわけではなく、1972年の来日公演は簡単にチケットが取れたのですが、1974年に来日の際は、プラチナ・チケットになっていて何とか行く事ができたのを覚えています。

2018年9月13日 (木)

今日の音楽 9月13日 天使のささやき

天使のささやき When will I See You Again スリー・ディグリーズ 1975年Billboard年間ランキング75位 最高位2位

フィラデルフィア・ソウルを代表するボーカル・グループ。メンバーは入れ替えが激しかったのですが、ピーク時のメンバーはフェイエット・ピンクニー、シーラ・ファーガソン、ヴァレリー・ホリディで、このメンバーの時に「荒野のならずもの」「天使のささやき」やMFSBとのコラボでTSOP(The Sound Of Philadelfia)などの大ヒット曲が生まれています。

スリットの入ったセクシーなコスチュームで手の動きを中心とした決して派手ではないけれどセクシーな振付と、歌唱力で一世を風靡しました。「天使のささやき」は日本でも大ヒットした素敵な音楽でした。

2018年9月12日 (水)

今日の音楽 9月12日 プロヴァンス組曲

ミヨーのプロヴァンス組曲op.152bは1937年9月12日にヴェネチアで初演されました。

プロヴァンスというとフランスの南東部、コート=ダジュールで知られる地中海性気候の過ごし易い地域です。古くから静養地として知られていて、クラシック音楽の世界では、ヴェルディの歌劇「椿姫」ではヴィオレッタがパリを離れて結核の静養をしていた場所。彼女を追いかけて来ていたアルフレードの父親ヴェルモンが、アルフレートを連れ戻そうとやって来て歌った「プロヴァンスの海と陸」で知られています。

また、ドーデの小説「風車小屋だより」の中の「アルルの女」はビゼーが音楽をつけています。その中のファランドールの中ではプロヴァンス太鼓がリズムを刻みますが、このプロヴァンス組曲にも勿論プロヴァンス太鼓が出てきます。

いかにもミヨーらしい洒脱で軽快な曲です。

2018年9月11日 (火)

今日の音楽 9月11日 チック・タック・ポルカ 

ヨハン・シュトラウス二世のチック・タック・ポルカop.365は1874年9月11日に初演されました。

シュトラウスは自作のオペレッタでも最も人気の高い「こうもり」のメロディを使ってワルツを1曲(親しい仲op.367)とポルカ4曲(こうもりポルカop.362、モルダウ川のほとりop.366、忘れることこそ人生の幸福op.368と本作)を作曲しました。

チック・タック・ポルカはオペレッタの第2幕のロザリンデとアイゼンシュタインによる時計の二重唱「あの上品な態度」の旋律を中心に合唱曲「許さない、アイゼンシュタイン」などから転用しています。

2018年9月10日 (月)

今日の音楽 9月10日 ひとりぼっちはイヤ

ひとりぼっちはイヤ I Don't Like to Sleep Alone  ポール・アンカ withオディア・コーツ 1975年Billboard年間ランキング72位  最高位8位

ポール・アンカのデビューは何と私の生まれた年1957年、「ダイアナ」で、全米1位、全英1位の大ヒットとなった。わずか16歳の時。この早熟の天才シンガー・ソングライターは1960年代までの間に「君はわが運命」「あなたの肩に頬うめて」「パピー・ラブ」「マイ・ホーム・タウン」「電話でキッス」など数々の大ヒットを生みました。1960年代後半からは低迷していましたが1974年にオディア・コーツとのデュエット「二人の絆」が全米1位になって見事カム・バックを果たしました。その翌年にかけて「ワン・マン・ウーマン」「ひとりぼっちはイヤ」がいずれも7位、8位となり安定したヒットを生んで、現在も大スターとして活躍しています。

ポール・アンカはそのほかにも映画出演したり、他の歌手への楽曲提供もしています。その代表的なものが「史上最大の作戦」で、そのテーマ曲「The Longest Day」は撮影中に作詞作曲したものです。

2018年9月 9日 (日)

今日の音楽 9月9日 美しすぎて

美しすぎて You are so Beautiful  ジョー・コッカー 1975年Billboard年間ランキング65位 最高位5位

ジョー・コッカーはイギリス生まれのロック歌手。1964年にデビューし1968年にビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」のカバーが全英チャートの1位になり脚光を浴びました。その後アメリカでも活躍しましたが浮き沈みが激しく、低迷期もあり1975年にビリー・プレストンのカバー「ユー・アー・ソー・ビューティフル(美しすぎて)」が全米5位のヒット。1982年には映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌「Up Where We Belong」をジェニファー・ウォーンズとのデュエットで歌って全米1位のヒットとなり、その後は安定したキャリアを過ごしていましたが2014年に肺癌で70歳で亡くなりました。

2018年9月 8日 (土)

今日の音楽 9月8日 ブルレスケ

1949年9月8日はリヒャルト・シュトラウスの命日。今回はブルレスケを取り上げました。

ブルレスケは、ユーモアと辛辣さをそなえた軽妙な音楽。リヒャルト・シュトラウスはピアノと管弦楽のための作品としてブルレスケ ニ短調を1886年に作曲しました。非常に演奏が難しく最初に献呈されたハンス・フォン・ビューローが初演を拒否したという難曲。結局初演は本人の指揮、ピアノ独奏はダルベールで1890年6月21日に行われています。

自由なソナタ形式の単独楽章の非常に荒々しい印象を残す曲です。

2018年9月 7日 (金)

今日の音楽 9月7日 悪いあなた

悪いあなた You're No Good リンダ・ロンシュタット 1975年Billboard年間ランキング第50位 最高位2位

高校時代、同じクラスに洋楽にとても詳しい友人がいて、私はオリビア・ニュートン=ジョン派で、彼はリンダ・ロンシュタット派でした。

リンダ・ロンシュタットはソロ活動のほかイーグルスやニール・ヤングなどとも交流が深く恋多き女としても知られていました。イーグルスの「魔女のささやき」や、ローリング・ストーンズの「ダイスをころがせ」は彼女の事を歌った曲と言われています。

2018年9月 6日 (木)

今日の音楽 9月6日 ペルシアの市場にて

そういえば、合唱部とのコラボでケテルビーの「ペルシャの市場にて」を新入生歓迎会でやったような覚えがあります。

ケテルビーはイングランドの作曲家で、特に軽音楽の作曲家として名を上げました。東洋の音楽にも興味を持ち、異国趣味的な作品も多く知られています。

ペルシアの市場にては、ペルシアの市場の情景を描いた作品で、砂漠から市場に近づく隊商が市場に到着するモチーフによる序奏から始まり、男声合唱が入る「物乞い」のモチーフ、部隊長の妃のモチーフなどが繰り返され、最後は隊商が市場を去っていく冒頭の隊商のモチーフが次第に遠くに去っていくように消えるように曲が終わります。世俗的ではありますが、描写的音楽としては非常によく出来た曲です。

2018年9月 5日 (水)

今日の音楽 9月5日 流浪の民

高校の音楽の授業では勿論合唱もやりました。筑後川のフィナーレや蔵王の早春といった日本の作品の他に、勿論外国の曲もやったのですが、印象に残っているのがシューマンの「流浪の民」でした。

この曲はシューマンが歌曲の年といわれる1940年に作曲した「3つの詩」op.29の第3曲で、本来は四重唱曲でしたが、合唱曲として有名になった曲です。エマヌエル・カイベルの詩によるもので原題は「ロマの生活」。ナイル川のほとりからスペインを経てヨーロッパを彷徨うジプシー(ロマ)の悲しさを歌った曲です。

この曲を日本で有名にしたのは石倉小三郎の名訳による詩です。現代ではわかりにくい表現もあるのでわかりにくいですが、宴寿い(うたげほがい)、木の葉敷きて倨居する、強く猛き男(おのこ)安らう、管弦の響き賑わしく、慣れし故郷を放たれて夢に楽土求めたり・・・そして最後は「何処行くか流浪の民」。辞書ひいてもわからない歌詞ですが、何となく惹かれる詩です。

流浪の民ジプシーたちが、ひと時の酒宴を催して、また流浪の旅に散っていく、という内容の歌です。

2018年9月 4日 (火)

今日の音楽 9月4日 愛のフィーリング

愛のフィーリング Feelings  モーリス・アルパート 1975年Billboard年間ランキング第45位 最高位6位

ブラジルのシンガー・ソングライター モーリス・アルバートによってリリースされ南米で大ヒットし全米でも最高位6位となった「フィーリング」は日本でもヒットし、更にハイ・ファイ・セットがカバーしてオリコンの1位になりました。原題は"Feelings"でしたが、モーリス・アルバートの原曲では「愛のフィーリング」という邦題で、ハイ・ファイ・セットのカバーでは原題に近い「フィーリング」として1976年末に発売され翌年にヒット。ハイ・ファイ・セットはこのヒットによって初めて紅白歌合戦に出場する事になりました。

2018年9月 3日 (月)

今日の音楽 9月3日 アイム・ノット・イン・ラヴ

アイム・ノット・イン・ラヴ  I'm not in Love  10cc  1975年Billboard年間ランキング42位 最高位2位

10ccは1972年結成のイギリスのバンド。1975年の3rdアルバムc「オリジナル・サウンドトラック」がアメリカでもヒットし、そこからシングルカットされた「アイム・ノット・イン・ラヴ」が全英1位、全米2位の大ヒットとなって全米ツアーも成功し絶頂期を迎えました。その後メンバーの入れ替えなどを繰り返し1983年に解散しています。

「アイム・ノット・イン・ラヴ」は3週連続2位でしたが、1位は毎週入れ替わっており、その3曲はヴァン・マッコイの「ハッスル」、イーグルスの「呪われた夜」、ビージーズの「ジャイヴ・トーキン」という大ヒット曲ばかりでした。

2018年9月 2日 (日)

今日の音楽 9月2日 詩人の恋

そういえば、歌曲について言及していませんでした。勿論子供の頃からモーツァルト(本当はフリースの作品)の子守歌や、シューベルトの「ます」「菩提樹」などは耳にしていいましたが、高校の音楽の授業で聴かされた初めての本格的な歌曲は、シューマンの「詩人の恋」の中の第1曲「美しい五月に」でした。ロマン派の歌曲の代表例として聴かされた覚えがあります。

ハイネの詩集「歌の本」の中の「叙情間奏曲」20篇の中から16篇を選んで作曲したもので、歌曲の年と言われた1840年の作品。特徴としては歌曲でありながらピアノ伴奏も豊かな表現力を持った事です。「美しい5月に」は分散和音の序奏から始まり嬰へ短調の主和音が最後まで現れないという未解決の曲になっています。

2018年9月 1日 (土)

今日の音楽 9月1日 二つの心

この頃、邦楽では、シンガー・ソングライターのやまがたすみこに夢中になっていました。

上野学園高校1年の時に「家族そろって歌合戦」に出場して自作曲「夏になったら」を歌って優勝してスカウトされ1973年にデビューしました。

抜群の歌唱力、透明感のある声と可憐な容貌で一部の人には高い人気を誇りましたが、アイドル歌手のような背伸びをした曲を作っていたわけではなく、派手なプロモも無かったのでメジャーにはなり切りませんでした。また歌唱力が高いもののパンチ力などが弱く、リズミカルな曲も少なかった事も大きな成功に至らなかった原因でしょうか。

それでも、逆に言えば稀有な透明感やクセの無さから、CMソングや「みんなの歌」などには引っ張りだこで結婚後も、このような活動やバックコーラスなどの活動を継続しています。

ちなみに私の買ったアルバムは「Melodies come from MY Heart(やまがたすみこフォーク・アルバム第3集)、「虹」、「オルゴール」、「FLYING」の4枚。

個人的にお奨めな曲は、「風を見たよ」「白いピアノ」「ムーンライト・ジルバ」あたりかな。

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