1976年、大学に入学して迷う事無く管弦楽部へ入部。折角3年間楽器を続けたのですから、もう少し上達したい、続けたいという想いで、数ある大学オケの中でも有名なオケではありませんでしたが入部致しました。
ヴァイオリンの経験者や管楽器の経験者(ブラスバンドの経験者が多いわけですが)は多くいますが、コントラバスの経験者は非常に希少価値だったようで、早速音楽研究会合同の演奏会に出させていただきました。何曲か演奏したと思うのですが、覚えているのはハイドンの交響曲第100番「軍隊」。
私にとっては初めてのベートーヴェン以外の古典派の曲でした。「軍隊」の名称の理由になっている第2楽章の行進曲風の音楽は当時ヨーロッパで流行したエキゾティックなものの象徴である「トルコ風音楽」。モーツァルトもベートーヴェンも「トルコ風」音楽を作曲しています。ハイドンの交響曲はベートーヴェンのような「いかつさ」が無く、序奏ですらとっても可愛らしい音楽・・・なのですが、演奏する側から見ると音の動きが予測不能のところがあって結構難しいものでした。
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