今日の音楽 9月14日 ハーティング・イーチ・アザー
クラシック音楽と海外のポップスを聴きまくった高校時代。最も聞き込んだのがカーペンターズ、アン・マレーとオリビア・ニュートン=ジョンでした。
私の洋楽はアフター・ザ・ビートルズ世代。男はロックという時代で、勿論当時人気のあったディープ・パープル、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、シカゴなどの音楽も聴いていましたが、友人の勧めで「スーパー・スター」を聴いて以来、耳に優しいハーモニーを奏でるカーペンターズの音楽に夢中になりました。
カーペンターズは、ビートルズの「涙の乗車券」のカバーでデビューし、2枚目のシングル「遥かなる影」で全米1位に輝きました。その後「愛のプレリュード」「ふたりの誓い」「雨の日と月曜日は」「スーパー・スター」「ハーティング・イーチ・アザー」まで連続してアダルト・コンテンポラリー・チャートの1位を続けました。
日本では、スーパー・スターが初の大ヒットとなり、それで私も知ることになったわけです。スーパー・スターに続くシングルが「ハーティング・イーチ・アザー」でした。イントロが無く、暗く屈託のある導入部という事もあって、日本ではあまりヒットしませんでしたが、この頃のカーペンターズは1曲ごとに全く異なるシングルを、まるで実験でもするように発売し続けていて・・・という事は、実はアルバムは大変に充実したものになっていたのですが。
まだこの頃は日本では大スターというわけではなく、1972年の来日公演は簡単にチケットが取れたのですが、1974年に来日の際は、プラチナ・チケットになっていて何とか行く事ができたのを覚えています。
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