今日の音楽 7月31日 精霊ながし
グレープの2枚目のシングル「精霊ながし」がヒットしたのも1974年でした。
高校2年の時に知り合ったさだまさしと吉田正美が結成1972年に結成したフォーク・デュオ「グレープ」の1枚目のシングル「雪の朝」は散々な売上で、2枚目として出した「精霊ながし」も当初は全く売れませんでしたがラジオ番組の深夜放送で毎週のように紹介されたことで全国的なヒットとなり、グレープの名を知らしめることになりました。
この曲はさだの従兄が水難事故でなくなってしまった時の精霊流しの思い出がモチーフになっています。この出来事は後に「椎の実のママへ」でも歌われていますし、「椎の実のママへ」の曲中には精霊流しのメロディが使われています。
この頃は、何だか線が細いフォークグループだなぁ、という感想を持っていましたが、さだまさしがソロ活動を開始してからはまりました。