今日の音楽 3月20日 弦楽四重奏曲第4番(バルトーク)
バルトークの弦楽四重奏曲第4番Sz.91は、1929年3月20日にヴァルトパウエル弦楽四重奏曲の演奏でブダペストで初演されました。
5つの楽章をもっていますが、第1楽章と第5楽章、第2楽章と第4楽章が速度、拍子、形式が類似していて、中央の第3楽章は三部形式で第1部と第3部がそれぞれ第1・5楽章と関係が深い動機を持つという、アーチ構造のシンメトリカルな構成になっています。
荒々しいリズムや不協和音、特殊奏法が多用されていて演奏上非常に難しい曲となっています。特殊奏法としてはグリッサンドの多用、バルトーク・ピツィカート(弦を強く引っぱって指板に打ち付ける)を始めて使用したりしています。
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