今日の音楽 3月13日 交響曲第7番(ベートーヴェン)
Billboard年間ランキングを使って、ポップスに親しんだ中学時代を振り返りましたが、いよいよ高校入学。本格的な音楽活動がスタートしました。
当時東京の都立高校は学校群制度で受験に合格しても、同じ学校群の中でどこの高校に行けるかは運任せ。私の受験した学校群は2校がひとつの群になっていました。中学の先生からは都立富士高校には管弦楽部があると聞かされていて、富士に入ったら管弦楽、もう一方の高校に入ったら、アメリカンフットボールをやろうと心に決めていました。
結局富士高校に入学する事になり、初心通り、管弦楽部の新入生歓迎演奏会を見に行ったのですが、実はその時点では私はクラシック音痴。一部の小品以外は「運命」と「第九」しか知らないという状態で、演奏会が終わってから入部希望者はどの楽器に入りたいのか、と尋ねられても私ひとりだけ楽器の名前すらわからない状態。
後に東京交響楽団に入った中学校のO先輩が、ここで打楽器をやっていて(それすら知らなかったI)その先輩に見つかったのが運のツキ。だいたい管楽器はブラスバンド出身の人に取られ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは女の子ばっかり。O先輩に「お前体が大きいからコントラバスをやれ」と言われて、いきなり弓を持たされて音を出させられ、わけのわからない内に入団 楽器はコントラバスになってしまっていました。
その年の秋の演奏会のメイン曲がベートーヴェンの交響曲第7番。私にとってはかけがえのない曲となったわけです。
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