今日の音楽 6月14日 音楽の冗談 ;Music for today Jun.14 Ein Musikalischer Spaß
モーツァルトの音楽の冗談K.522は1784年6月14日に作曲されました。
モーツァルトはユーモアの精神を持った作曲家として知られており、音楽のきちんとした知識のない作曲家が作ったハチャメチャな曲を前提にディヴェルティメント風に作曲したものです。はっきりした作曲動機はわかっていません。
随所に登場する不協和音や滅茶苦茶な和音進行、音はずし、貧弱な展開部などは聞いていてわかると思いますが、そのほかに
①ホルン2本とヴァイオリン2部、ヴィオラ、コントラバスというチェロが無い妙な編成
②第2楽章はメヌエットという舞曲楽章であり本来は軽やかな音楽のはずですが、ここにマエストーソ(威厳をもって)という性格が反対の指定がある
③本来第1楽章がソナタ形式などで最も重きを置かれるはずだが、この曲では最も短い楽章になっている
④第3楽章にコンチェルトでもないのにヴァイオリンのカデンツァがあり、しかも最後は破綻している
等等
ところで、こういう曲はアマチュアではなかなか演奏できません。アマチュアが演奏するとモーツァルトの譜面に無い部分が不協和音になっちゃったり・・・正確に不協和音を演奏するのも難しいものです。
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