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2016年10月31日 (月)

今日の音楽 10月31日 交響曲第2番(ホヴァネス) ;Music for today Symphony No.2(Hovhaness)

ホヴァネスの交響曲第2番「神秘の山」は1955年10月31日にストコフスキー指揮ヒューストン交響楽団の演奏で初演されました。

ホヴァネスは多作家として知られていますが、中でも作曲した交響曲の数は67曲。ハイドンに次ぐ数でしょう。中でもその代表作が、この第2番の「神秘の山」です。

20分程度の短い曲ですし、ホヴァネス自身現代の技法を駆使した作曲家というわけではありませんが、とても心地よい音楽です。

2016年10月30日 (日)

今日の音楽 10月30日 流星群 ;Music for today Oct.30 Ryuseigun

歌手の鬼束ちひろは1980年10月30日に宮崎県日南市で生まれました。

高校3年の時にオーディションに応募しグランプリを受賞し1999年卒業と同時に上京、翌2000年にシングル「シャイン」でデビューし2枚目のシングル「月光」がドラマ「TRICK」の主題歌となってロングセラーを記録しました。

流星群は6枚目のシングルで2002年2月に発売。「トリック2」の主題歌として使われた自作曲です。

2016年10月29日 (土)

今日の音楽 10月29日 ヴァイオリン・ソナタ第2番(シューマン) ; Music for today Oct.29 Violin Sonata No.2(Schumann)

シューマンのヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調op.121は1853年10月29日にヨアヒムのヴァイオリン、クララのピアノでデュッセルドルフで初演されました。

シューマンは若干偏執狂的な作曲をした作曲家です。例えば1940年は歌曲の年と言われ、「リーダークライス」からはじまり、「ミルテの花」「女の愛と生涯」「詩人の恋」といったシューマンの代表的な歌曲は全てこの年に作曲されました。また1941年はオーケストラ作品の年で交響曲第1番、序曲、スケルツォとフィナーレ、ピアノ協奏曲が作曲され、翌1942年は室内楽の年といわれ3曲の弦楽四重奏曲やピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲が作曲されました。

これほどの偏りではありませんが、1851年は2曲しかないヴァイオリンソナタの2曲ともがこの年に作曲さr手います。初演を演奏したヨアヒムはこの第2番のヴァイオリンソナタを非常に高く評価し賞賛しています。

2016年10月28日 (金)

今日の音楽 10月28日 リンダラハ ;Music for today Oct.28 Lindaraja

ドビュッシーのリンダラハはドビュッシーの死後1926年10月28日に初演されました。

ドビュッシーが残した2台のピアノのための曲は「白と黒」と「リンダラハ」の2曲です。「リンダラハ」はムーア人の娼婦の名前と言われていますが、作曲の経緯はよくわかっていないようです。中間部はハバネラのリズムが用いられています。作曲されたのは1901年頃でしたが出版が死後になっています。

2016年10月27日 (木)

今日の音楽 10月27日 ロシュフォールの恋人たち ;Music for today Oct.27 The Young Girls of Rochefort

映画監督ジャック・ドゥミは1990年10月27日に亡くなりました。

1961年に「ローラ」で映画監督デビューしヌーベルバーグの代表的な監督として活躍しました。1963年の「シェルブールの雨傘」でカンヌ映画祭のバルム・ドールを受賞、1967年には「ロシュフォールの恋人たち」では「シェルブールの雨傘」で主演したカトリーヌ・ドヌーヴと、アメリカのミュージカル・スター ジーン・ケリーを共演させました。

「ロシュフォールの恋人たち」の音楽は「シェルブールの雨傘」と同じミシェル・ルグランです。

2016年10月26日 (水)

今日の音楽 10月26日 金の紡ぎ車 ;Music for today Oct.26 The Golden Spinning Wheel

ドヴォルザークの交響詩「金の紡ぎ車」op.109は1896年10月26日にロンドンでハンス・リヒターの指揮で初演されました。

ドヴォルザークは5曲の交響詩を作曲していますが、その中の4曲はチェコの国民的詩人エルベンの「花束」という詩集にインスピレーションを得て1896年に一気に作曲されました。その3作目が「金の紡ぎ車」です。「金の紡ぎ車」は魔法使いによって作られた悪行を暴く糸車。ストーリーを追って4つの部分でできています。

ちょっと交響詩としては長すぎるという事で、他の曲に比べて演奏される事が多くはありませんが、わりとしっかりとした構成の曲です。

2016年10月25日 (火)

今日の音楽 10月25日 ろくでなし ;Music for today Oct.25 Rokudenashi

作詞家、訳詩家の岩谷時子は2013年10月25日に肺炎のため亡くなりました。

岩谷時子といえば多くのシャンソンを日本語に訳した「恋のバカンス」「夜明けの歌」「いいじゃないの幸せならば」「男の子女の子」などのたくさんのヒット曲を作詞した作詞・訳詩家ですが、歌手越路吹雪に惚れ込んで自らマネージャーとなった女性として知られています。

訳詩も当初はほとんどが越路吹雪が歌うためのものでした。1980年越路吹雪の死後も活動を続け、本田美奈子と出逢い、第2の越路吹雪として期待していたようですが、残念ながら彼女も早逝してしまいました。

「るくでなし」はシャンソン歌手サルバトーレ・アダモが作詞作曲した曲。現代を直訳すると「不良少年」だそうです。

2016年10月24日 (月)

今日の音楽 10月24日 シンフォニエッタ(プーランク) ; Music for today Oct.24 Sinfonietta(Poulenc)

プーランクのシンフォニエッタFP.141は1948年10月24日にロンドンで初演されました。

フランス六人組の中でも最もフランスらしさを持っていたプーランク。軽妙洒脱な音楽とカトリックに根ざした感動的な作品を残した作曲家でした。

シンフォニエッタは、プーランクの最も脂の乗った時期に作曲された交響曲です。2管編成にハープを加えた小さな編成で4つの楽章からなり演奏時間も30分ほどです。シンフォニエッタとは言え、内容的には普通の交響曲に匹敵する内容ですが、勿論とても楽しい曲である事は間違いありません。

2016年10月23日 (日)

今日の音楽 10月23日 ピアノ協奏曲(スクリャービン) ; Music for today Oct.23 Piano concerto(Scriabin)

スクリャービンのピアノ協奏曲嬰へ短調op.20は1897年10月23日に初演されました。

スクリャービンといえばニーチェ哲学に傾倒し神秘主義と言われる独特の神秘和音を駆使する作曲家として知られていますが、このピアノ協奏曲はまだ若い頃の作品で、完全な後期ロマン派作品。知らないで聴くとラフマニノフかショパンの作品かと間違えるほどです。

2016年10月22日 (土)

今日の音楽 10月22日 13管楽器のための組曲 ;Music for today Oct 22 Suite für 13 Blasinstrumente

リヒャルト・シュトラウスの13管楽器のための組曲変ロ長調op.4は1884年10月22日にマイニング宮廷楽団の演奏で、ミュンヘンで初演されました。

1882年に完成した13管楽器のためのセレナードを高く評価したハンス・フォン・ビュローが同じ編成による作品を依頼され、奮いたった若き日のリヒャルト・シュトラウスが作曲したものです。2楽章目までをロマンチックな作風で書き上げたところで、ビューローの希望がバロック風の曲だという事を知り、3・4楽章はバロック風のものになっています。

初演の指揮はリヒャルト・シュトラウス自身が行いましたが、それも当日知らされ、しかも指揮者としての初公式デビューという事になったそうです。セレナードと比べると有名ではないですが、バロックの対位法を独自に展開したり才能の一端を見せ付ける作品です。

2016年10月21日 (金)

今日の音楽 10月21日 スペイン行進曲;Music for today Oct.21 Spanischermarsch

ヨハン・シュトラウスのスペイン行進曲op.433は1888年10月21日にウィーン楽友協会大ホールで初演されました。

オーストリアとスペインの外交の一助として作曲された曲で、いかにもスペインという感じのメロディが使われています。実際はヨハン・シュトラウスのオリジナルのメロディですが、カスタネットを使うなどの工夫がされています。

2016年10月20日 (木)

今日の音楽 10月20日 ミューズと詩人 ;Music for today Oct.20 La Muse et le Poète

サン=サーンスのミューズと詩人op.132の管弦楽伴奏版は1910年10月20日にイザイのヴァイオリン独奏、オルマンのチェロ独奏、ボルヌの指揮でパリのサラ・ベルナール劇場で初演されました。

サン=サーンスが、イザイとオルマンを共演させるために作曲した協奏的作品で、ピアノ伴奏のものが先行して6月7日に初演されました。ヴィルトーゾ的な協奏作品よりも調和をめざした作風で、晩年の円熟した管弦楽法や発想による後期の重要な作品のひとつです。

「ミューズと詩人」という題名はサン=サーンスがつけたものではなく、出版社がつけたもので、内容は題名とは全く関連性がありません。

2016年10月19日 (水)

今日の音楽 10月19日 ロング・トゥレイン・ランニング ;Music for today Oct.19 Long Train Runnin'

ドゥービー・ブラザーズの パトリック・シモンズは1948年10月19日にアメリカ ワシントン州アバディーンで生まれました。

1970年から現在に至るまで断続的に続いているドゥービー・ブラザーズで唯一創設から現在に至るまで在籍していたのがパトリック・シモンズです。

1972年に発売された「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」が全米11位のヒットとなり全米規模の人気バンドとなり1973年には「ロング・トゥレイン・ランニング」や「チャイナ・グローブ」など次々とヒットを放ちました。

その後、スティーリー・ダンにいたマイケル・マクドナルドが加入するとより洗練されたサウンドへと向かいましたが、この変化は賛否両論あったようです。私は泥臭い以前の音楽が好きでした。ロング・トゥレイン・ランニングは全米8位になる大ヒットシングルでした。

2016年10月18日 (火)

今日の音楽 10月18日 交響曲第3番(コープランド) ;Music for today Oct.18 Symphony No.3(Copeland)

コープランドの交響曲第3番は1948年10月18日にクーセヴツキー指揮ボストン交響楽団の演奏で初演されました。

第3番はコープランド最後の交響曲で、第二次大戦中に着手されたために愛国的な性格が強いものです。コープランドの管弦楽の集大成のような内容で、「アパラチアの春」の抒情性、「ロデオ」の荒々しさ、「エル・サロン・メヒコ」のラテン音楽の活力を兼ね備えています。

編成は巨大で、特にフィナーレにかけての壮麗な響きは圧巻です。

2016年10月17日 (月)

今日の音楽 10月17日 水虫の唄 ;Music for today Oct.17 Mizumushi no uta

ミュージシャン、音楽プロデューサーの加藤和彦は2009年10月17日に自殺で亡くなりました。

学生時代に雑誌で呼びかけてメンバーを集め、フォーク・クルセダーズを結成。アマチュアバンドとして活動していましたが、最後に自主制作のアルバムを作って解散しました。その後、ラジオ番組などで「帰ってきたヨッパライ」や「イムジン河」にジワジワと人気が集まり、レコード会社からプロデビューを持ちかけられました。

加藤自体は、反対しましたが、北山修に説得され1年限定という事で、はしだのりひこを加えた3人で活動。その1年間で「「水虫の唄」「青年は荒野をめざす」「悲しくてやりきれない」などのヒットを飛ばして約束どおり解散。

その後加藤はソロ活動をしながら音楽プロデューサーや、サディスティック・ミカ・バンドでのバンド活動などで活躍しましたが、鬱病になり62歳で生涯を閉じました。

作曲家としても竹内まりやの「ドリーム・オフ・ユー」「不思議なピーチパイ」、ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」、飯島真理の「愛、おぼえてますか」など多くのヒット曲を出しました。

フォーク・クルセダーズの「水虫の唄」は、ベートーヴェンの田園交響曲の冒頭がイントロに使われており、サビの部分はメンデルスゾーンの無言歌の「春の歌」をアレンジして使っています。

2016年10月16日 (日)

今日の音楽 10月16日 ピアノ四重奏曲第1番(モーツァルト) ; Music for today Oct.16 Piano Quartet No.1(Mozart)

モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478は1785年10月16日に作曲されました。

モーツァルトはピアノの発展に大いなる貢献をした作曲家です。18世紀後半に盛んになったピアノ製作はモーツァルトが多くのピアノソナタ、協奏曲などを作曲する事で普及に貢献したおかげとも言えます。

モーツァルトは出版社から3曲のピアノ四重奏曲の作曲を依頼されました。この頃のピアノを含んだ室内楽曲は家族で演奏する事を目的としていましたが、モーツァルトのこの第1番のピアノ四重奏曲はアマチュアが演奏するには難しく一般大衆に受ける作品ではない、と出版社側からの苦情があったため、モーツァルト自身が契約を解除して連作を断念した、という作品です。結局、第2番は他の出版社から出版され、第3番は作曲されずに終わってしまいました。

ト短調という調性は、交響曲第40番や第25番に代表されるように、モーツァルトにとっては非常に厳しい音楽の調というイメージですが、この曲も同様の雰囲気を持っており、当時の家庭には喜んで受け入れられる曲ではなかったというのもわかる気がします。

2016年10月15日 (土)

今日の音楽 10月15日 オラトリオ「聖リュドミラ」;Music for today Oct.15 Svatá Ludmila

ドヴォルザークのオラトリオ「聖リュドミラ」op.71,B144は1886年10月15日にイギリスのリーズで初演されました。

ソプラト、アルト、テノールの独唱、合唱とオーケストラという編成の長大なオラトリオです。ヴルフリツキーの台本による作品で9世紀後半チェコでのキリスト教受容の歴史を歌った曲です。聖リュドミラはチェコを統一したポジヴォイ一世の后で、国家としてギリシア正教を受け入れて国民の布教に貢献した女性です。王の死後ローマ・カトリックの信者である息子の嫁によって暗殺されたため正教会の聖人とされました。

作品は3部45曲からなるもので、ドヴォルザークの最盛期の作品です。

2016年10月14日 (金)

今日の音楽 10月14日 サテンの夜 ;Music for today Oct.14 Nights in white satin

プログレッシヴ・ロック・バンド ムーディー・ブルースのギタリスト、ヴォーカリストのジャスティン・ヘイワーズは1946年10月14日にイギリスで生まれました。

ムーディー・ブルースは1964年にデビューしたロック・バンドで、ビートルズやローリング・ストーンズと殆ど変わらないロック黎明期に生まれた古参バンドでした。

1966年に2名が脱退して、ジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジが加入し、ムーディー・ブルースの音楽はプログレッシブ・ロックといわれる新しい形のロックバンドへと変わって行きました。メロトロン、シンセサイザーなどの電子楽器を駆使しオーケストラとの共演など新しいロック・スタイルを築き上げました。ジミー・ペイジもかつて、本当のプログレッシブ・バンドはピンク・フロイドとムーディー・ブルースだけだと言っています。

1967年に発売したシングル「サテンの夜」は発売当時はそれ程ヒットしませんでしたが1972年に突如火がついて全米2位の大ヒットとなり、彼らの代表曲になりました。クラシカルな雰囲気を持つスロー・テンポの曲で、ヘイワーズが作詞作曲をしています。

1980年代に入るとプログレッシブ・ロックは衰退していきましたが、ジャスティン・ヘイワードは今でもムーディー・ブルースで活動しています。

2016年10月13日 (木)

今日の音楽 10月13日 運命の歌 ;Music for today Oct.13 Schicksalslied

ブラームスの運命の歌op.54は1871年10月13日にレーヴィの指揮で初演されました。

ブラームスは女声合唱団の指揮をしていた事もあって、宗教曲以外の合唱曲でも傑作を残しています。その中でも「運命の歌」はオーケストラ伴奏の曲という事もあって、代表的な曲になっています。詩はドイツの詩人ヘルダーリンの「ヒュベーリオン」という小説の中の詩です。

二部とコーダからなっており、コーダはオーケストラだけの演奏になっています。

2016年10月12日 (水)

今日の音楽 10月12日 交響曲第0番(ブルックナー) ;Music for today Oct.12 Symphony No.0(Bruckner)

ブルックナーの交響曲第0番ニ短調は1924年10月12日に初演されました。

交響曲第0番は、ブルックナー3作目の交響曲です。当初は第2番とする予定(1作目は習作交響曲という事で番号が与えられていない)でしたが、完成後ウィーンフィルの指揮者に初演を依頼しようとしたところ、この曲の主題はどこか、とたずねられブルックナーは自身を喪失して引っ込めてしまったという事だそうです。

そういうわけでブルックナーも死期が近づいて作品を整理したときも譜面に「無効」とか「取り消し」と書いて葬りさったようです。その為に初演は死後かなりの期間を過ぎてからになりました。

それでも、冒頭のモゾモゾしたスタート(3番のスタートに似ている)などブルックナーらしさはきちんと備わっており、0番という番号から連想されるようなゲテ物的な曲ではありません。

2016年10月11日 (火)

今日の音楽 10月11日 弦楽六重奏曲第2番(ブラームス) ;Music for today Oct.11 String Sextet No.2

ブラームスの弦楽六重奏曲第2番ト長調op.36は1866年10月11日にアメリカのマサチューセッツで初演されました。

ブラームスといえば、たった4曲でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどと肩を並べるシンフォニー・コンポーザーとして認められていますが、もうひとつ室内楽の分野でも大きな功績を残しました。寧ろ、室内楽の方がブラームスの真骨頂かもしれません。交響曲同様、ベートーヴェンの功績を意識するあまり、ベートーヴェンが得意とした弦楽四重奏やピアノ三重奏以外の曲に力を注いでいます。

特に2曲しか無いにもかかわらず、弦楽六重奏は、古典派の先輩たちも殆ど作曲しなかった気軽さからか若い時に作曲しています。第1番は、映画「恋人たち」で用いられた第2楽章のロマンチックなメロディによる変奏曲が非常に有名です。

第2番も第1番から数年後に作曲されましたが、第1楽章の「アガーテ音型」が知られています。かつての恋人アガーテ・フォン・ジーボルトとの訣別を宣言したといわれるもので「A-G-A-H-E」の音型になっています。

2016年10月10日 (月)

今日の音楽 10月10日 弦楽四重奏曲第1番(シマノフスキー) ;Music for today Oct.10 String Quartet No.1(Szymanowski)

シマノフスキーの弦楽四重奏曲第1番ハ長調op.37は、1924年10月10日にワルシャワで初演されました。

シマノフスキーの作風は大きく分けて3つの時期に分けられます。
第1期は、多くの作曲家がそうであったように、先人たちの音楽を追随したもの。ワーグナー、R.シュトラウス、ショパンなど後期ロマン派が色濃い作風。
第2期は、印象派主義的音楽と東洋の神秘的な音楽の融合といった作風
第3期は1918年にポーランド独立に触発されて民族的な色が濃くなった作風

というわけで、この弦楽四重奏曲第1番は第2期の締めくくりとなる曲です。特に第3楽章は多調になっており、より進歩的な音楽となっています。

2016年10月 9日 (日)

都立富士高校管弦楽団創立50周年演奏会

2016年10月30日に、母校の都立富士高校管弦楽団の50周年記念として第4回富士オケの仲間たちの演奏会が催されます。場所は練馬文化センター。指揮は秋山俊樹氏。

曲目は
モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
チャイコフスキー 幻想序曲「ロミオとジュリエット」
ベルリオーズ 幻想交響曲
です。我々の演奏の前に、富士中学・高校の現役生徒によるヴェルディの歌劇「運命の力」序曲が演奏されます。

私にとっては、今回のプログラムはリピートですが、体力的に物凄く大変な曲。今回は、若いOBOGも多く参加してきてコントラバスは最終的に10人もエントリーがあり、1曲ぐらい休めるかなと思ったのですが、結局「魔笛」以外は全員が乗り番で、「魔笛」も出る事になったのでフル出場。リピートという事もあって、技術的な不安よりも体力的な不安の方が大きいプログラムになりました。

(実は、中高生が演奏する「運命の力」の方が、どの曲よりも難しいと思ってますけど・・・)

今回は、全てがストーリーを伴う音楽。
「魔笛」は、演出家のシカネーダからの依頼で作曲したモーツァルト最晩年の歌劇で、最初悪人だと思われていた「夜の女王」が実は悪者ではなく、ザラストロにさらわれた娘パミーナの奪回を目指す母親であり、その夜の女王を抹殺するように仕掛けた神官ザラストロが悪人だったという話に、パパゲーノとパパゲーナ、主人公タミーノとパミーナの恋が絡まるお話。主人公タミーノとパミーナ、パパゲーノとパパゲーナという似通った名前は頭の中でこんがらがってしまうのです(笑)

「ロミオとジュリエット」はシェイクスピアの戯曲の中でも、音楽家が最も好んだ素材でしょう。ベッリーニやグノーのオペラ、プロコフィエフのバレエ、ベルリオーズやチャイコフスキーの管弦楽曲の他にも、ディーリアスの「村のロミオとジュリエット」やミュージカル「ウェストサイドストーリー」など翻案されたものも数多くあります。
その中で最も簡潔に音楽にしたものが、このチャイコフスキーの幻想序曲です。モンタギュー家とキャプレット家の争いを表す第1主題からはじまり、ロミオとジュリエットの愛を表す第2主題、その絡み合いと、死を表す結尾部というのが基本的なつくりです。

「幻想交響曲」は、ベルリオーズが片想いした当時の人気女優スミスソンへの狂気の愛を表す作品。スミスソンとの愛が成就した夢や失恋の幻が交錯し、やがて主人公はスミスソンを殺害し、断頭台へと送られ、地獄へ落ちる夢が描かれています。

是非ご来場ください。

今日の音楽 10月9日 交響曲第4番(ヘンツェ) ;Music for today Oct.9 Symphony No.4(Henze)

ヘンツェの交響曲第4番は1963年10月9日に自身の指揮ベルリンフィルの演奏で初演されました。

オペラ「鹿の王」を土台とした単一楽章の交響曲で、5つの部分に分かれています。無調の作品ですが、ところどころに古典的なメロディが現れるなどヘンツェの作風が反映されています。

2016年10月 8日 (土)

今日の音楽 10月8日 カプリコーン協奏曲 ;Music for today Oct.8 Capricorn concerto

バーバーのカプリコーン協奏曲op.21は1944年10月8日にセイデンバーグ小交響楽団によって初演されました。

バーバーがまだ兵役中の作品で室内楽のために協奏曲です。カプリコーンは、前年にバーバーが購入した家の愛称で各楽章ごとの主題はそのカプリコーンの住人であるバーバー本人、同居人の作曲家メノッティ、詩人のホランを表現しています。

バロック時代の合奏協奏曲のような様式で作られているフルート、オーボエ、トランペットの3つの独奏楽器と弦楽合奏によるものです。そうはいっても、バロック音楽とは全く異なる調性やリズムの変化など鋭さを持った音楽です。

2016年10月 7日 (金)

今日の音楽 10月7日 秋はひとりぼっち; Music for today Oct.7 Forever Autumn

秋真っ盛りのこの頃。秋の歌というと思い出すのが、ビグラスとオズボーンの「秋はひとりぼっち」です。

元々はイギリスの30秒ほどのCM用の曲でしたが、シングル化したもの。ヴィグラスはソロ歌手として活動していたマイナーなシンガー、オズボーンは後にロックバンド ルーベッツの大ヒット曲「シュガー・ベイビー・ラヴ」のコーラスにも参加しているそうです。

「秋はひとりぼっち」は日本では洋楽チャートの2位にまでなった大ヒット曲ですが、他の国ではあまり売れませんでした。これは日本人が「秋」がとても好きだという事と、この曲が秋の寂しげな雰囲気をとてもよく表現しているからでしょうね。

2016年10月 6日 (木)

今日の音楽 10月6日 弦楽四重奏曲(グリーグ); Music for today Oct.6 String Quartet(Grieg)

グリーグの弦楽四重奏曲は1878年10月6日にケルンで初演されました。

この弦楽四重奏曲は第2番と呼ばれることもありますが、実際には最初の弦楽四重奏曲は失われ、3つめのものは未完成に終わっているため、結局完成したものはこの1曲なので、通常は番号なしで呼ばれます。

4つの楽章が切れ目なく演奏されます。導入部で使われる「吟遊詩人の歌」の動機が第3・第4楽章でも使われています。

2016年10月 5日 (水)

今日の音楽 10月5日 フィラデルフィア交響曲 ;Music for today Oct.5

アイネムのフィラデルフィア交響曲は1961年10月5日にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏で初演されました。

オーストリアの作曲家アイネムが、フィラデルフィア音楽アカデミーの委嘱によって作曲した交響曲です。フィラデルフィアという名前が冠された曲ではありますが、具象的なものではなく、アメリカ大陸っぽいリズム(ルンバ)などが使われているという程度のもの。古典的な響きを持つ現代音楽という位置づけの曲です。

2016年10月 4日 (火)

今日の音楽 10月4日 嫁ぐ娘に ;Music for today Oct.4 Totsugu Musumeni

作曲家 三善晃は2013年10月4日に心不全で80歳で亡くなりました。

三善晃は幼少より自由学園で音楽を学び、東京大学仏文科在学中にパリのコンセル・ヴァトワールへ留学し作曲を学びました。大学卒業後は芸大の講師、桐朋学園の教授などを勤める傍ら多くの作品を作曲しています。

近代フランス音楽の影響が強い作風でチェロ協奏曲、交響三章などの代表作がありますが、特に膨大な量の合唱曲は特筆すべきものです。「嫁ぐ娘に」は高田敏子の詞による混声合唱曲で、嫁ぐ娘に対する親の心情を歌った名作です。

2016年10月 3日 (月)

今日の音楽 10月3日 ふるさとから ;Music for today Oct.3 From my homeland

スメタナの「ふるさとから」は1880年10月3日に初演されました。

スメタナの晩年の曲です。ボヘミアの自然の中で過ごした少年時代を思い、いとおしむ気持ちが現れている曲です。

2016年10月 2日 (日)

今日の音楽 10月2日 クラリネット協奏曲(ニールセン) ;Music for today Oct.2 Clarinet concerto (Nielsen)

ニールセンのクラリネット協奏曲は1928年10月2日にコペンハーゲンで公開初演されました。

ニールセン晩年の曲で最後の協奏曲作品となるクラリネット協奏曲は、ニールセンとしてはかなり前衛的な作品で調性もはっきりしないものです。単一楽章でできており編成も小規模、ティンパニを使わず小太鼓のみの使用となっています。

クラリネット独奏は演奏が非常に難しくクラリネットの豊かな音色だけでなく、ヒステリックな音もあり楽器の多面性を引き出した作品となっています。

2016年10月 1日 (土)

今日の音楽 10月1日 ミュージック・メイカーズ ;Music for today Oct.1 The Music makers

エルガーのミュージック・メイカーズは1912年10月1日にバーミンガム・トリアンナーレ音楽祭でエルガーの指揮、マリエル・フォスターの独唱で初演されました。

アーサー・オショーネーシーの"ode"をテクストとしたメゾ・ソプラノまたはコントラルトと合唱、管弦楽のための曲です。エルガーの様々な曲の引用が用いられており、委嘱を受ける前から書き出していたという事からもエルガーがこの散文を気に入っていた事が窺われます。

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