今日の音楽 7月22日 トランスアクツィオン ; Music for today Jul.22 Transaktionen
ウィンナ・ワルツを代表する作曲家ヨゼフ・シュトラウスは1870年7月22日に42歳の若さで亡くなりました。
ワルツ王ヨハン・シュトラウス二世の弟で、元々音楽家になるつもりはなく技術系の専門学校を経て技師として仕事をしていたヨゼフは、体調を崩したヨハンの代役として26歳の時にヨハンの楽団の指揮を行うことになりました。同時にワルツ「最初で最後」というヨゼフの気持ちを表した曲を作曲しています。
その後技師に戻りましたが、再びヨハンが体調を崩し、最終的に技師を辞めて職業音楽家としての道を歩む事になりました。亡くなるまでの短い間に300曲もの作品を残し、兄ヨハンからは音楽性は自分より上と言わしめたヨゼフの作品は華やかさには欠けるもののデリケートで美しい作品が多いです。
トランスアクツィオンは「商取引」「示談」「和解」という意味の言葉。作品の由来は明らかではありませんがヨゼフの代表作のひとつです。
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