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2016年6月30日 (木)

今日の音楽 6月30日 わが心に歌えば ; Music for today Jun.30 With a Song in My Heart

女優スーザン・ヘイワードは1917年6月30日にニューヨークのブルックリンで生まれました。

1937年高校卒業後モデルの仕事を経て、女優をめざしてハリウッドに移住し1939年に「ボー・ジェスト」で映画デビューしましたが、その後は不遇な時期もあり、スターとなるまでには長い期間を要しました。1947年の「スマッシュ・アップ」でアカデミー賞にノミネートされ、その後3回ノミネートされましたが、受賞したのは1958年の「私は死にたくない」でした。

代表作のひとつが、アメリカの歌手ジェーン・フローマンの半生を描いた「わが心に歌えば」です。ジェーン・フローマンは第二次大戦中に兵士たちの慰問に献身的な活動をし、飛行機事故に遭いながら奇跡的なカムバックを果たした歌手です。この作品でもスーザンはアカデミー主演女優賞にノミネートされましたが受賞は逃しています。ゴールデングローブの主演女優賞は受賞しました。

音楽はアルフレッド・ニューマンで、アカデミーミュージカル映画音楽賞を受賞しています。

2016年6月29日 (水)

今日の音楽 6月29日 そりすべり ; Music for today Jun.29 Sleigh Ride

作曲家ルロイ・アンダーソンは1908年6月29日にマサチューセッツ州で生まれました。

ハーバード大学で、楽理を学ぶ傍らニューイングランド音楽院でもピアノやコントラバスなどを学んで、l卒業後はバンドマスターや学生合唱団の指揮などをしていたアンダーソンに転機が訪れました。
ボストン交響楽団の依頼でハーバード大学の学生歌を編曲したところ、卓越したオーケストレーションが指揮者のアーサー・フィドラーの目にとまり、オリジナル曲を書くように薦められました。

そこで作曲された「ジャズ・ピチカート」や「ジャズ・レガート」が評判を得て、その後数々の軽クラシック音楽作品で成功。その殆どの曲はアーサー・フィドラーによって初演されています。

「そりすべり」は、中でも最も有名な曲のひとつ。1948年に作曲されたもので、スレイベルやルーテ(鞭の一種)などの特殊楽器が使われています。また、トランペットがバルブを半押しして息を吹き込んで馬のいななきを表現するという奏法も使われています。歌詞がつけられてビング・クロスビーやカーペンターズなどにも歌われています。

2016年6月28日 (火)

パイオニア交響楽団第28回定期演奏会のご案内・2

7月17日にティアラ江東大ホールでパイオニア交響楽団第28回定期演奏会が開催されます。
前半が ボロディンの歌劇「イゴーリ公」序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、後半がブリテンのシンプル・シンフォニーとバーンスタインの「ウェストサイド・ストーリー」のシンフォニック・ダンスです。

ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲が3大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれていますが、その3曲に負けずとも劣らない人気を誇るのが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。

同じチャイコフスキーのピアノ協奏曲がニコライ・ルービンシュタインに演奏不能と言われたのと同様に、このヴァイオリン協奏曲も当時ロシア最高のヴァイオリニストだったアウアーに「演奏不能」と言われて初演を拒否しました。これを救ったのがヴァイオリニストのアドルフ・ブロッキーでした。

ブロッキーの初演は、初演を指揮したリヒターも演奏したウィーン・フィルもこのロシア臭い曲に理解を示さなかった為に散々な出来でした。それでも、ブロッキーは、この曲をあちこちの演奏会で取り上げ続け、やがてチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ヴァイオリン協奏曲史上最も人気ある曲のひとつとなりました。ブロッキーがいなければ、この曲は忘却の彼方だったのでしょう。

第1楽章は1st ヴァイオリンの弱奏による導入主題からはじまり、第1主題の断片が演奏された後、独奏ヴァイオリンが第1主題をカデンツァ風に奏でるところから始まります。第2主題は叙情的な旋律で、展開部はオーケストラの強奏ではじまり最後にカデンツァが演奏されます。再現部も静かに始まり、やがて次第に高まっていきチャイコフスキーらしく力強く終結します。

第2楽章は弦楽器は弱音器をつけて演奏します。憂いを含んだ旋律で終始します。最後は第3楽章の第1主題の断片を演奏し、そのまま切れ目無く第3楽章に突入します。実は、ここで演奏上の問題点があります。
この第3楽章の断片は最後は低弦のみが残って演奏するのですが、終楽章は冒頭からこの断片を使った勢いのある導入部になるのですが、弱音器ははずす必要があります。ヴァイオリンの弱音器と異なり、コントラバスの弱音器はどんなに急いでも外すのに1秒以上かかるので、つまり第2楽章と第3楽章の間では弱音器は外せないという事・・・・という事で、我々コントラバス軍団は2楽章最後の休符の時に半分、第3楽章の導入部が終わったところで半分という具合に、分けて外す事にするわけです。

第3楽章はロシアの舞曲トレパークに基づく音楽。非常に快活で激しい音楽です。

ヴァイオリン協奏曲の場合、オーケストラが最も気を使うのが音量です。プロの奏者でソロを弾くようなヴァイオリニストは、オーケストラのヴァイオリン奏者の2倍以上の音量は平気で出せますが、それでもオーケストラのヴァイオリンは10人以上。弦楽器全部を合わせると30人近い人数になるので、さすがにアマチュアのオーケストラが大きな音で演奏すれば、ソロは掻き消されてしまいます。
楽譜にフォルテ!と書いてあっても、ソロが主役の場所と、オーケストラのみの場所では全く音量を変えなければならないわけです。

アマチュアのオーケストラの場合、そこをキチンと弾き分けて演奏できるかが音楽を理解して演奏しているか否かを見極めるポイントになるでしょうね。

今日の音楽 6月28日 翼の折れたエンジェル ;Music for today Jun.28 Tsubasa no oreta Angel

ミュージシャン 中村あゆみは1966年6月28日に大阪で生まれました。

可愛らしい容姿にパワフルなハスキー・ヴォイスというアンバランスな組合せで1984年、高校3年でデビューし、翌年「翼の折れたエンジェル」が日清カップヌードルのCMに起用され大ヒットしました。この曲は、デビュー当時からライヴハウスなどでのコンサートでは歌っていて、徐々に評判になっていった事で3曲目のシングルとして発売されました。作詞作曲は、中村あゆみをプロデュースしていた高橋研です。

2016年6月27日 (月)

今日の音楽 6月27日 嘆きのサンフォニー ; Music for today Jun.27Sans Toi Je Suis Seul

音楽家レイモン・ルフェーヴルは2008年6月27日にフランスのカレーで生まれました。

フレンチ・ポップスの内イージー・リスニングを担うオーケストラといえば、ポール・モーリア、フランク・プゥルセルとレイモン・ルフェーヴルの3つでした。それぞれ、「恋はみずいろ」「急流」「シバの女王」が看板曲でした。

レイモン・ルフェーヴルは、フランク・プゥルセル楽団のピアニストを経て、1956年にレイモン・ルフェーヴル楽団を設立しました。日本では1969年に「シバの女王」がロング・セラー・ヒットとなって人気が急上昇。1972年に来日してから11回の来日を果たしています。

「嘆きのサンフォニー」は珍しいエレキ・シタールを効果的に使った曲です。

2016年6月26日 (日)

今日の音楽 6月26日 グーニーズ ; Music for today Jun.26 Goonies

ミュージシャン、作曲家のデイヴ・グルーシンは1934年6月26日にアメリカ コロラド州で生まれました。

1967年に映画「卒業」のサウンド・トラック・アルバムで、ポール・サイモンと共にグラミー賞を受賞し映画音楽の作曲家として認められるようになって「名探偵登場」「天国から来たチャンピオン」「黄昏」など多くの映画の音楽を手がけました。

1985年の「グーニーズ」は伝説の海賊が隠した財宝を探す少年たちを描いた冒険活劇。父親の借金返済のために財宝を探す事を決意した主人公を演じたショーン・アスティンは、「ロード・オヴ・ザ・リング」では主人公フロドの忠実な従者サムを演じていました。
シンディ・ローパーが歌う主題化は、シンディ自身が作曲しています。

2016年6月25日 (土)

今日の音楽 6月25日 歌劇「ゲノフェーファ」 ; Music for today Jun.25 Genoveva

シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」は1850年6月25日にライプツィヒで初演されました。

「ゲノフェーファ」はシューマンが唯一完成したオペラですが、成功したとは言えず現在では序曲のみが演奏されます。序曲はロマン派オペラの序曲らしい曲です。シューマンの序曲といえば「マンフレッド」が有名ですが、「ゲノフェーファ」も序曲らしさという点では負けていない曲です。

2016年6月24日 (金)

今日の音楽 6月24日 交響曲第5番(ヴォーン=ウィリアムズ) ; Music for today Jun.24 Symphony No.5(Vaughn=Williams)

ヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番ニ長調は、1943年6月24日にロイヤル・アルバート・ホールで作曲者自身の指揮ロンドン・フィルの演奏で初演されました。

第4交響曲で初めて標題のない、かつ不協和音が頻繁に出てくる先鋭的な交響曲を作曲したヴォーン=ウィリアムズが、それに続く標題のない交響曲として作曲したのが第5交響曲です。

第4番と打って変わって3番以前の作風に戻った曲です。コールアングレが付加された2管編成という彼としては最も小さい編成の交響曲で、彼の尊敬していたシベリウスに捧げられています。

2016年6月23日 (木)

今日の音楽 6月23日 カンタータ第39番「飢えたる者に汝のパンを分かち与えよ」 ; Music for today Jun.23 Cantata No.39 "Break your bread for the hungry"

バッハのカンタータ第39番「飢えたる者に汝のパンを分かち与えよ」BWV39は1726年6月23日に初演されました。

三位一体節後最初の日曜のためにライプツィヒで作曲された曲でキリスト教の教義を超えた真理を歌った曲です。あまり有名な曲ではありませんが、非常に美しい曲です。

2016年6月22日 (水)

今日の音楽 6月22日 ツァラトゥストラはかく語りき(デオダート版) ;Music for today Jun.22 Also Sprach Zaratustra

ブラジル出身のミュージシャン デオダートは1942年6月22日に生まれました。

1967年ごろからジャズレーベルのアレンジャーとしてフランク・シナトラ、アレサ・フランクリンなどのアルバム製作に関わるなど活躍をはじめ1973年にアルバム「Prelude」を作成。まだフュージョンという言葉も無かったこの頃にジャズテイストにアレンジしたリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」が大ヒットしました。

「ツァラトゥストラはかく語りき」は、その第1部が「2001年宇宙の旅」の冒頭で使われたり、エルヴィス・プレスリーのコンサートのオープニングで使われるなど、第1部のみが良く知られています。「日の出」を表現した劇的な曲ですが、デオダートはとってもあっさりと、劇的な要素を捨ててメロディだけをジャズテイストに表現しています。

「ツァラトゥストラ・・・」の原曲の肝は、金管楽器のクレッシェンド、オルガンの超低音、ティンパニの連打ですが、これらを使っていないので劇的な表現はできない、或いは必要なかったのでしょう。

2016年6月21日 (火)

今日の音楽 6月21日 戦略大作戦 ; Music for today Jun.21 Kelly's Heroes

作曲家、ジャズ・ピアニストのラロ・シフリンは1932年6月21日にアルゼンチンのブエノス・アイレスで生まれました。

ラロ・シフリンはアルゼンチンの大学でクラシックを学んだ後パリのコンセル・バトワールでメシアンなどに師事し、フランスでジャズのアレンジャー、ピアニストとして音楽のキャリアをスタート。その後アルゼンチンに帰国し活躍した後、アメリカに移住しました。

1968年のスパイ大作戦のテーマで知られるようになり、1973年「燃えよドラゴン」のヒットで映画音楽の作曲家として広く認められる存在となりました。

「戦略大作戦」は1970年の映画で、第二次大戦のヨーロッパ戦線を舞台に連合軍のならず者が活躍するアクション・コメディ。主題歌はマイク・カーヴ・コングリゲーションが歌ってヒットしました。
個人的な話ですが、当時この曲のB面に入っていた「スウィート・ジンジャー・ブレッドマン」が聴きたくてシングル・レコードを買いました。

2016年6月20日 (月)

今日の音楽 6月20日 弦楽のためのレクイエム ; Music for today Jun.20 Requiem for string orchestra

武満徹の弦楽のためのレクイエムは1957年6月20日に上田仁指揮東京交響楽団の演奏によって初演されました。

武満の初期の代表作で、東京交響楽団の委嘱で作曲され、作曲家の早坂文雄に献呈されました。
初演当初の評価はあまり芳しいものではありませんでしたが、この曲を耳にしたストラヴィンスキーが絶賛した事から評価が高まり、武満の名が世界に知られるようになりました。(実際のところはストラヴィンスキーはヴェリー・インテンス(とても激しい)と言っただけだそうです)

レクイエムと名づけられていますが、特に「レクイエム」の要素はありません。武満らしい音楽やメロディの美しさではなく、音そのものの美しさの片鱗を感じさせる曲です。

2016年6月19日 (日)

パイオニア交響楽団第28回定期演奏会のご案内・1

7月17日にティアラ江東大ホールでパイオニア交響楽団第28回定期演奏会が開催されます。
前半が ボロディンの歌劇「イゴーリ公」序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、後半がブリテンのシンプル・シンフォニーとバーンスタインの「ウェストサイド・ストーリー」のシンフォニック・ダンスです。

第1曲目は、ボロディンの歌劇「イゴーリ公」序曲です。「イゴーリ公」といえば、「ダッタン人の踊り」が非常によく知られていて、演奏会でも人気曲のひとつですが、今回は序曲を演奏します。

ボロディンはロシア五人組のひとりで、アマチュア作曲家でした。本業は医者、化学者でサンクト・ペテルブルク大学の教授でもありました。化学の分野ではボロディン反応に名前を残しています。という事で、非常に多忙だった事もあって、残した作品も少なく、多くの曲が未完成で残されています。結局歌劇「イゴーリ公」も完成する事無く、後にリムスキー=コルサコフとグラズノフによって完成されています。

私はボロディンの曲は今まで2曲の演奏経験があります。1曲は「ダッタン人の踊り」でもう1曲が交響詩の「中央アジアの草原にて」です。実は、コントラバスにとっては、この2曲は殆どが頭打ち(小節の1拍目を打って拍をハッキリする)で、ちょっと練習すれば簡単に弾ける曲なので、同じように考えていたのですが、この「イゴーリ公」序曲は非常に難しい曲でした。実は、この序曲を完成させたのが、グラズノフだったという事も関係しているのかもしれません。

ゆったりとした短い序奏があって、主題部に向かって次第にテンポを上げて行くのですが、金管楽器が2つの音を次々と受け渡していくという難しい場面です。こういう場面は、他の楽器の音を聴いてしまうと必ず遅れるのですが、さらにテンポを上げながらなので、かなりアンサンブルが難しい部分です。

テンポの速い主題があり、その後のダッタン人を髣髴とさせるクラリネットの超技巧のフレーズはボロディンらしいところ。この後がコントラバスにとっては難しい転調の連続のフレーズ。これホントに難しい。
中間部では馬に乗っている雰囲気も味わえます。

とにかく、この曲転調がやたらに多いのですが、それをチェロ・バスに引っ張らせるので大変。低音は高音よりも聴き辛いので調を明確にするのが至難の業です。

今日の音楽 6月19日 クラリネット協奏曲第1番(シュポア) ; Music for today Jun.19 Clarinet Concerto No.1(Spohr)

シュポアのクラリネット協奏曲第1番ハ短調op.26は1809年6月19日に初演されました。

シュポアは古典派からロマン派への移行時代の作曲家でウェーバーとほぼ同年代の音楽家でした。ヴァイオリニストや指揮者としても知られており、アン・デア・ウィーン劇場の指揮者を勤めておりベートーヴェンの交響曲第7番や戦争交響曲の初演にも参加しています。

またシュポアは多作家で9つの交響曲、15のヴァイオリン協奏曲、4つのクラリネット協奏曲、36の弦楽四重奏曲など数多い作品を残しています。ヴァイオリンの名手だった事もあり、技巧的な作品が多いのですが、この曲も難易度が高い曲です。

2016年6月18日 (土)

今日の音楽 6月18日 モテト第3番 ; Music for today Jun.18 Motet No.3

バッハのモテト第3番「イエス、わが喜び」 BWV227は1723年6月18日に初演されました。

「イエス、わが喜び」はヨハン・フランクが作詞しヨハン・クリューガーが作曲した17世紀を代表するコラールで、様々な作曲家がこの曲に基づいてオルガン曲や合唱曲を作曲しています。

このコラールをバッハがモテットとして編曲したものが第3番のモテットです。バッハは、このコラールをクリスマス・オラトリオの第40番にも取り入れています。

2016年6月17日 (金)

今日の音楽 6月17日 ヴァイオリン・ソナタ第2番(プロコフィエフ) ; Music for today Jun.17 Violin Sonata No.2(Prokofiev)

プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調op.94bisは1944年6月17日にオイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノで初演されました。

この曲は1943年12月に初演されたフルート・ソナタop.94を改編した曲です。フルートソナタの初演を聴いたオイストラフの要請を受けて、フルートソナタが初演以降あまり演奏されなかった事もあり、ピアノ部分は原曲のままで、ヴァイオリンパートをオイストラフの助言を受けながら作り直しました。

現在では、原曲より、改作されたヴァイオリンソナタの演奏機会が遥かに多いようです。

2016年6月16日 (木)

今日の音楽 6月16日 事件記者 ; Music for today Jun.16 Jiken Kisha

作家の島田一男は1996年6月16日に亡くなりました。

1907年に京都で生まれた島田一男は1931年に「満州日報」の新聞記者になり15年ほど従軍記者として活動し、終戦後は在満邦人の帰還に尽力しながら執筆活動を続けました。

1946年に短編「殺人演出」が「宝石」の懸賞を受賞して、デビューしその後暫くは本格推理小説を書いていましたが、その後自らの記者としての経験を生かして新聞記者ものの推理小説を書くようになりました。
1951年に「社会部記者」で第4回探偵推理作家クラブ賞を受賞、代表作のひとつ刑事弁護士の南郷弁護士シリーズの「上を見るな」や「鉄道公安官」シリーズ、「部長刑事」シリーズなど、警察小説の第一人者として活躍しました。

1958年から8年間NHKの「事件記者」の脚本を担当しています。「事件記者」の音楽は小倉朗が担当しました。

2016年6月15日 (水)

今日の音楽 6月15日 ワシントン・ポスト ; Music for today Jun.15 Washington Post

スーザの行進曲「ワシントン・ポスト」は1889年6月15日に新聞「ワシントン・ポスト」の作文コンテストの表彰式で初演されました。

スーザの数多い行進曲の中でも「星条旗よ永遠なれ」と並んで知られている曲です。首都ワシントンの地方紙にすぎなかったこの新聞社の名前は、この曲によって世界中に知れ渡るようになりました。

中間部(トリオ)から主部に戻らない形式を取っています。

2016年6月14日 (火)

今日の音楽 6月14日 ヴィオリン協奏曲第2番(モーツァルト) ; Music for today Jun.14 Violin concerto No.2(Mozart)

モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211は、1775年6月14日に完成しています。

第1番のヴァイオリン協奏曲が、ウィーン風の豊かな色彩の曲であるのと比較するとフランス風のギャラントスタイルの曲で、これ以降のヴァイオリン協奏曲は全てこのスタイルで作曲されています。誰のために作曲されたかははっきりしていませんが、管楽器がオーボエ2本とホルン2本だけという簡潔な曲になっています。

2016年6月13日 (月)

今日の音楽 6月13日 さよならだけどさよならじゃない ; Music for today Jun.13 Soyonaradakedo Sayonarajanai

タレント山田邦子は1960年6月13日に東京都板橋区で生まれました。

短大時代から物まねなどで校内でも有名になり、その後素人参加番組に次々と参加し人気を得るようになりました。「ぶりっ子」の流行語を産み、女性タレントでは群を抜く人気を得るようになり多くの番組を担当するようになりました。

1990年代半ばから、ちょっとした事件でバッシングが起こりその後仕事が激減。2007年には乳癌が発症して手術をしています。その後は、ピーク時とは比べようがないですが、活躍は続けています。

山田邦子の冠番組のひとつ「やまだかつてないテレビ」で誕生した「やまだかつてないWink」。山田邦子と一般人から選ばれた横山知枝のコンビでシングルを2曲発売。「さよならだけどさよならじゃない」は卒業ソングとしても歌われました。

2016年6月12日 (日)

今日の音楽 6月12日 ロンターノ ; Music for today Jun.12 Lontano

作曲家リゲティは2006年6月12日にウィーンで亡くなりました。

リゲティはハンガリー出身で、現代音楽の代表的作曲家。トーンクラスターを多用するなどシュトックハウゼンなどと並んで前衛音楽の旗手として活躍した作曲家です。

スタンリー・キューブリックが「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」でリゲティの音楽を使用しています。「2001年宇宙の旅」では「アトモスフェール」「レクイエム」「ヴォルーミナ」「アヴァンテュール」が使われ、「シャイニング」で使用されたのが「ロンターノ」です。

「ロンターノ」は音色の変化をとらえて作曲された曲で、メロディもリズムも殆ど無く、例えば弦楽器奏者が弓をどの場所でどのような弾くか、とか特殊な奏法をしなければならないなど、高度なテクニックが要求される難曲です。

2016年6月11日 (土)

今日の音楽 6月11日 駅馬車; Music for today Jun.11 Stagecoach

俳優のジョン・ウェインは1979年6月11日に胃癌で亡くなりました。

西部劇といえばジョン・ウェインとジョン・フォード。という程のアメリカを代表する俳優ジョン・ウェインは、端役の時代から仲の良かったジョン・フォードの出世作「駅馬車」に主演し成功を収めました。その後は「黄色いリボン」「静かなる男」「リバティ・バランスを撃った男」などジョン・フォードの映画に20作以上も登場しています。

1964年に肺癌になり、片肺で出演した1969年の「勇気ある追跡」で初のアカデミー主演男優賞を獲得しました。主題歌の「駅馬車」は元々イギリス民謡を編曲したものです。

2016年6月10日 (金)

今日の音楽 6月10日 管楽器のための交響曲(ストラヴィンスキ) ; Music for today Jun.10 Symphonies of Wind Instruments(Stravinsky)

ストラヴィンスキーの管楽器のための交響曲は1921年6月10日にクーセヴィツキーの指揮でロンドンで初演されました。

単一楽章によるわずか9分の曲で1918年に他界したクロード・ドビュッシーの追悼のために作曲されました。華やかなファンファーレとしめやかなコラールによって曲が進行します。ロシア民謡の要素も取り入れられ不規則なリズム構造が使われています。

2016年6月 9日 (木)

今日の音楽 6月9日 交響的組曲「ユーカラ」 ; Music for today Jun.9  Yukara

早坂文雄の交響的組曲「ユーカラ」は1955年6月9日に上田仁指揮東京交響楽団の演奏で日比谷公会堂で初演されました。

「七人の侍」など黒澤明の映画の音楽を数多く作曲した作曲家としても知られている早坂文雄が作曲した最後の大作が、交響的組曲「ユーカラ」です。

金田一京助が訳したアイヌの叙事詩「ユーカラ」を題材にした6曲からなる組曲です。それぞれの曲のタイトルは
1.プロローグ
2.ハンロッカ・・・ハンロッカは「砂むぐり燕」の神
3.サンタトリバイナ・・・月中の童子説話
4.ハンチキキー・・・雀神酒神の説話
5.ノーベー・・・ピポクの嶽の女神嫉妬の説話
6.ケネベツイツイ・・・荒熊を懲らしめる話

(10分50秒ぐらいから最終楽章)

2016年6月 8日 (水)

今日の音楽 6月8日 悲しき雨音 ;Music for today Jun.8 Rhythm of the Rain

6月といえば梅雨。雨に関する曲はたくさんあります。

ポツリポツリと降る雨から、土砂降りの雨まで、色々な曲で表現されています。
1962年にカスケーズという4人組のコーラス・グループによって全米第3位のヒットを記録した「悲しき雨音」。原題はRhythm of the rain(雨のリズム)ですが、歌詞の内容は真しく「悲しき雨」。失恋の歌です。

メロディは、長調なので悲しくはありませんが・・・

2016年6月 7日 (火)

今日の音楽 6月7日 交響曲第1番(デュティユ) ; Music for today Jun.7 Symphony No.1(Dutilleux)

デュティユの交響曲第1番は1951年6月7日にデゾルミエール指揮フランス国立管弦楽団の演奏で初演されました。

デュティユは、フランス六人組に次ぐ世代の現代フランスの作曲家です。寡作な作曲家で2013年に亡くなるまでに交響曲は2曲しか作曲していません。

交響曲第1番は第1楽章にパッサカリアを配し、第2楽章にスケルツォ、第3楽章は緩徐楽章、終楽章は間奏曲と変奏曲を含むフィナーレで、基本的には古典的な形式を踏襲しています。調性はなく、自由な無調性を模索した作品です。

2016年6月 6日 (月)

今日の音楽 6月6日 犬小屋のシュトラウス ; Music for today Jun.6 Strauss in Doghouse

6月6日は楽器の日です。

古来習い事は6歳の6月6日にはじめると上達すると言われていることから、全国楽器協会が1970年に設定したのが楽器の日です。

という事で、今日は私の楽器、コントラバスについて。コントラバスはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと同じく弓を使って弦を擦って音を出す「擦弦楽器」です。クラシック音楽で使われる擦弦楽器は上記の4種類になりますが、バロック以前にはヴィオラ・ダ・ガンバやヴィオラ・ダモーレという楽器もありました。他には胡弓とか馬頭琴などもこれにあたります。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロはヴァイオリン属の楽器ですが、コントラバスだけはヴィオール属に属する楽器です。ヴァイオリン属は五度調弦(隣の弦が五度の関係)ですが、コントラバスはガンバと同じ四度調弦のためヴィオール属に含める事もあるわけです。

元来、メロディを担当する楽器でなく、古典派以前は通奏低音とかチェロの1オクターヴ下で低音の補完という役割を担っていました。それが古典派の後期、ベートーヴェンの最後のあたりから低音の補完以外の役割をするようになっています。それでも、コントラバスのための曲というのは非常に少なく、ましてコントラバスだけのアンサンブル曲というのは皆無に等しいので、コントラバス奏者たちは、編曲によってアンサンブルを楽しんで来ました。

犬小屋のシュトラウスは、ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」などをアレンジしてコントラバスの四重奏のためにランズウィックが編曲したものです。

2016年6月 5日 (日)

今日の音楽 6月5日 勝利の歌 ; Music for today Jun.5 Triumphlied

ブラームスの勝利の歌op.55は1872年6月5日にカールスルーエで初演されました。

ブラームスとしては珍しい開放的な曲です。1870年プロイセンとフランスの間で勃発した普仏戦争でのプロイセンの勝利を讃えた曲で皇帝ヴィルヘルム二世に捧げられた曲という事で納得。当時の熱血宰相ビスマルクの礼賛者だったブラームスの面目躍如といったところです。

2016年6月 4日 (土)

今日の音楽 6月4日 抒情交響曲 ; Music for today Jun.4 Lyric Symphony

ツェムリンスキーの抒情交響曲op.18は作曲者自身の指揮でプラハで初演されました。

抒情交響曲は、ツェムリンスキーの代表作で交響曲以外にもカンタータやオペラといったジャンルが総合されたクロスオーバー作品です。音楽の語法としても調性音楽、複調、無調など様々なものが使われています。

7つの楽章からなって、アジアの詩に曲付けされたもので、全体としては男女で恋愛について語っていますが、すれ違いを続けて意思疎通できずに終わるというストーリーになっています。

この曲は、弟子のベルクの弦楽四重奏による抒情組曲に引用されています

2016年6月 3日 (金)

今日の音楽 6月3日 ワイルド・ワン ;Music for today Jun.3 The Wild One

アメリカの女性ロックの先駆的存在のスージー・クアトロは1960年6月3日にデトロイトで生まれました。

アメリカではなかなか売れず、受け入れられなかったスージー・クワトロでしたが、イギリスや日本ではヒット曲を連発し大規模な日本ツアーも行われました。

「ワイルド・ワン」は6枚目のシングルで、後のアルバムでは若干テンポを落としたバージョンも録音されています。

2016年6月 2日 (木)

今日の音楽 6月2日 裏切り者の旅 ; Music for today Jun.2 Uragirimonono Tabi

6月2日は1582年の本能寺の変にちなんで、裏切りの日とされています。

天下布武を掲げて、日本の統一を目指していた織田信長が、中国征伐の加勢に向かう途中、部下の明智光秀の裏切りにあって、宿舎の本能寺を襲われあえなく自害してしまった、歴史上あまりに有名な出来事でした。

光秀の裏切りの原因は、はっきりしていませんが、「安土城に家康を招いての酒席での信長の叱責」「信長の命で人質として敵に送った母親を見殺しにした恨み」「光秀は美濃の土岐家の隠し子で、美濃を滅ぼされた復讐」などなど、色々な説があります。

いずれにしても、気性が激しく、あまりにも改革を急いだ信長は、最後まで人生を全うできた可能性は低かったでしょうね。

裏切りの歌として思い浮かんだのが、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの「裏切り者の旅」です。女性を裏切った男の心情(というか言い訳みたいなもんですが)を歌った歌です。

2016年6月 1日 (水)

今日の音楽 6月1日 クラリネット・ソナタ第2番(ブラームス); Music for today Jun. 1 Clarinet Sonata No.2(Brahms)

19世紀後半のクラリネット・ヴィルトーゾ リヒャルト・ミュールフェルトは1907年6月1日に腎不全による脳梗塞で亡くなりました。

ザルツウィンゲンで生まれたミュールフェルトはヴァイオリン奏者としてマイニンゲン宮廷楽団に入団しましたが、すぐにクラリネット奏者に指名され首席クラリネット奏者になりました。1880年にマイニンゲンにハンス・フォン・ビューローが音楽監督として就任し、この楽団を海外まで知らしめる事になりました。

1876年のバイロイト祝祭劇場の杮落としにも参加し、1884年から12年間バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者を務め、指揮者としても活躍し1890年からはマイニンゲン宮廷楽団の楽長も務めました。

ブラームスとの親交も厚く、ブラームスが晩年に作曲したクラリネットをフィーチャーした室内楽曲4曲は全てミュールフェルトのために作曲されたものでした。

ブラームスの2曲のクラリネットソナタは1894年に作曲され、同時に初演されました。第1番が情熱的で第2番が穏やかな曲という対照的な曲です。

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