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2016年6月19日 (日)

パイオニア交響楽団第28回定期演奏会のご案内・1

7月17日にティアラ江東大ホールでパイオニア交響楽団第28回定期演奏会が開催されます。
前半が ボロディンの歌劇「イゴーリ公」序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、後半がブリテンのシンプル・シンフォニーとバーンスタインの「ウェストサイド・ストーリー」のシンフォニック・ダンスです。

第1曲目は、ボロディンの歌劇「イゴーリ公」序曲です。「イゴーリ公」といえば、「ダッタン人の踊り」が非常によく知られていて、演奏会でも人気曲のひとつですが、今回は序曲を演奏します。

ボロディンはロシア五人組のひとりで、アマチュア作曲家でした。本業は医者、化学者でサンクト・ペテルブルク大学の教授でもありました。化学の分野ではボロディン反応に名前を残しています。という事で、非常に多忙だった事もあって、残した作品も少なく、多くの曲が未完成で残されています。結局歌劇「イゴーリ公」も完成する事無く、後にリムスキー=コルサコフとグラズノフによって完成されています。

私はボロディンの曲は今まで2曲の演奏経験があります。1曲は「ダッタン人の踊り」でもう1曲が交響詩の「中央アジアの草原にて」です。実は、コントラバスにとっては、この2曲は殆どが頭打ち(小節の1拍目を打って拍をハッキリする)で、ちょっと練習すれば簡単に弾ける曲なので、同じように考えていたのですが、この「イゴーリ公」序曲は非常に難しい曲でした。実は、この序曲を完成させたのが、グラズノフだったという事も関係しているのかもしれません。

ゆったりとした短い序奏があって、主題部に向かって次第にテンポを上げて行くのですが、金管楽器が2つの音を次々と受け渡していくという難しい場面です。こういう場面は、他の楽器の音を聴いてしまうと必ず遅れるのですが、さらにテンポを上げながらなので、かなりアンサンブルが難しい部分です。

テンポの速い主題があり、その後のダッタン人を髣髴とさせるクラリネットの超技巧のフレーズはボロディンらしいところ。この後がコントラバスにとっては難しい転調の連続のフレーズ。これホントに難しい。
中間部では馬に乗っている雰囲気も味わえます。

とにかく、この曲転調がやたらに多いのですが、それをチェロ・バスに引っ張らせるので大変。低音は高音よりも聴き辛いので調を明確にするのが至難の業です。

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